「同棲したいけど、家賃ってどれくらいが適正なんだろう?お互いの気持ちも考えながら、二人で快適に暮らせる物件を見つけたい!」
新しい二人暮らしをスタートさせる時、避けて通れないのが家賃の問題です。実は、多くのカップルが「家賃の相場がわからない」「二人の収入に見合った物件選びって、どうすればいいんだろう」と悩んでいるんです。
など、同棲を考えているカップルの皆さんは、いろいろな不安を抱えているのではないでしょうか。
そこで今回は、同棲カップルの家賃相場から物件選びのポイント、二人の暮らし方のルールまで、実際の体験談を交えながらくわしくお話ししていきます!
収入差がある場合の家賃の分担方法や、二人の価値観の違いを上手に擦り合わせる方法についてもご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください!
同棲向けの物件選びで、まず気になるのが家賃相場ですよね。新生活の大きな部分を占める家賃は、慎重に検討したいもの。
ここでは、エリアごとの家賃相場データをもとに、お二人の暮らしに合った物件の選び方についてお話ししていきます。
都心部と郊外では、同じ広さの物件でも家賃に大きな差が出てきます。
例えば、都心部の1LDK(30㎡以上)の場合、平均で12~15万円ほど。一方、郊外に目を向けると、同じ条件でも7~9万円程度まで抑えられる物件が見つかります。
実際、同棲経験のあるAさん(27歳)は「最初は都心の物件にこだわっていたけど、駅から10分程度歩ける場所に変更したことで、家賃を4万円も抑えることができました」と話しています。
ただし、通勤時間が極端に長くなると、生活の質に影響が出てしまう可能性も。理想は、お二人の通勤時間が1時間以内に収まるエリアを探すことです。
毎日の生活を考えると、家賃だけでなく、交通費や時間的なコストもしっかり考慮に入れる必要がありますよ。
同棲生活を快適に過ごすために、間取りと広さは特に重要なポイントとなります。
一般的に、同棲カップルに人気なのは30㎡以上の1LDK。なぜなら、リビングと寝室が分かれているため、お互いの時間も大切にできるからです。
Bさん(29歳)は「料理が趣味なので、キッチンの広さにこだわって物件を選びました。休日は二人でお料理を楽しんでいます」と、理想の物件に出会えた喜びを語ってくれました。
また、最近では在宅ワークの増加に伴い、ワークスペースの確保も重要なポイントに。35㎡以上の物件であれば、パソコンデスクを置けるスペースも確保しやすいですよ。
生活スタイルによって必要な広さは変わってきますが、二人で心地よく過ごせる空間を見つけることが何より大切です。
家賃や間取りと同じくらい大切なのが、エリア選び。二人の新生活が快適になるかどうかは、実は住む場所で大きく変わってきます。
例えば、スーパーやドラッグストアは徒歩圏内にあるか、病院や郵便局などの生活インフラは整っているか、休日に散歩できる公園はあるかなど、日々の暮らしに直結する環境をチェックしましょう。
同棲2年目のCさん(28歳)は「私たちは、大きなスーパーが徒歩5分の場所を選びました。毎日の食材の買い出しが楽だし、二人で休日のお買い物を楽しめるのが良いですね」と話します。
また、治安の良さも重要なポイント。夜道は明るいか、街灯は十分にあるかなど、実際に夜間に物件の周辺を歩いてみるのもおすすめです。
新生活の舞台選びは、慎重に、でも楽しみながら進めていきましょう!
家賃の相場が分かったところで、気になるのが負担の方法ですよね。実は、多くのカップルが「どう分担するのが正解なんだろう」と悩んでいるそうです。
ここでは、先輩カップルの実例を交えながら、様々な家賃負担のパターンについてご紹介していきます。
家賃の負担方法は、カップルによって実にさまざま。でも、大きく分けると3つのパターンが多いようです。
1つ目は「完全折半」。最もシンプルな方法で、家賃を単純に2分の1ずつ負担するやり方です。Dさん(26歳)は「お互いフルタイムで働いていて収入も似たような感じだったので、折半が一番しっくりきました」と話します。
2つ目は「収入比での分担」。例えば、月収30万円と20万円の場合、3:2の割合で負担するパターン。Eさん(28歳)は「最初は折半にしていましたが、貯金の余裕に差が出てきて。今は収入に応じた割合にしたことで、お互いストレスフリーです」とのこと。
3つ目は「片方が全額負担」。これは、学生と社会人のカップルなど、生活環境に大きな違いがある場合によく見られます。
大切なのは、決して無理のない、お二人が納得できる方法を選ぶこと。定期的に見直しをしながら、柔軟に調整していくのがおすすめですよ。
収入差があるカップルの多くが試行錯誤を重ねているのが、家賃負担の方法。でも、素敵な工夫をしているカップルがたくさんいらっしゃいます。
Fさん(29歳)は「私の方が収入が低いので、家賃は彼が7割負担してくれています。その代わり、光熱費と食費は私が多めに出すことにしました」と教えてくれました。
また、Gさん(27歳)は「家賃は折半だけど、私の方が通勤時間が長くなってしまったので、その分の定期代を彼が負担してくれています」とのこと。
このように、必ずしも家賃だけでなく、生活費全体のバランスを考えながら、お二人なりのルールを作っていくのが理想的です。
大切なのは、お金の話をタブー視せずに、オープンに話し合える関係を築くこと。「こうしなければならない」という固定観念は捨てて、お二人の価値観に合った方法を見つけていきましょう。
家賃の相場や分担方法が決まったら、次は具体的な暮らしのルールについて話し合っていきましょう。早めに確認しておくことで、快適な二人暮らしがスタートできますよ。
新生活で最も大切なのが、お金の管理方法です。特に光熱費や食費など、毎月発生する出費の取り決めは、できるだけ具体的にしておきましょう。
例えば、共同口座を作って、そこに生活費を入金するカップルが増えています。Hさん(28歳)は「毎月の収入から、決めた金額を共同口座に入金。家賃や光熱費はそこから支払うようにしています」と話します。
食費の管理も工夫のしどころ。「食材の買い出しは交代で担当して、レシートは専用のアプリで管理しています」というIさん(26歳)のように、便利なアプリを活用するのも一案です。
きちんとルールを決めておくことで、「誰が払ったっけ?」というような小さな行き違いも防げますよ。
快適な二人暮らしには、家事の分担も欠かせません。できるだけ具体的に、「誰が」「何を」「いつ」するのかを決めておくことをおすすめします。
料理が得意な方が主に調理を担当し、苦手な方が食器洗いを担当する。掃除は週末に二人で一緒に行う。洗濯は毎日帰宅が早い方が行う。このように、お互いの得意分野や生活リズムに合わせた分担を考えていきましょう。
Jさん(27歳)は「私たちは、家事ノートを作って冷蔵庫に貼っています。やることリストにチェックを入れていく形式で、お互いの頑張りが見えるのが良いですね」とアイデアを教えてくれました。
でも、決めすぎて窮屈になってしまうのは避けたいもの。基本的なルールは決めつつも、体調や仕事の忙しさに応じて柔軟に対応できる余裕を持っておくことが大切です。
一緒に暮らすとはいえ、お互いの大切な時間やスペースは必要ですよね。特に、在宅ワークが増えた今、この部分の取り決めは重要になってきています。
例えば、リビングでテレビを見たい時、仕事をしたい時、友達と電話したい時など、お互いの予定や希望が重なることも。Kさん(29歳)は「オンライン会議の時は寝室を使うことにして、リビングは自由に使えるようにしています」と工夫を語ってくれました。
また、収納スペースの使い方も要チェック。クローゼットやシューズボックスの収納は、使用頻度や量に応じて分けることをおすすめします。
最近では「サイレントルール」を決めているカップルも。「イヤホンをしているときは話しかけない」「休日の朝は互いにゆっくり過ごす」など、暗黙の了解事項を決めておくと、ストレスなく過ごせますよ。
意外と悩ましいのが来客ルール。友達を呼びたい時や、実家の家族が遊びに来る時のルールは、事前にしっかり決めておきましょう。
先輩カップルのLさん(28歳)は「基本的に来客がある時は1週間前までに相手に伝えること、友達を呼ぶ時は月1回までというルールにしています」と教えてくれました。
また、宿泊の可否や、パーティーなどの際の時間制限、共有スペースの使用範囲なども話し合っておくと安心。お互いの生活リズムを大切にしながら、楽しく付き合えるルール作りを心がけましょう。
長時間の来客が苦手な方もいらっしゃるので、そういった個人の希望も率直に伝え合うことが大切です。お二人の心地よさを第一に考えたルールを作っていきましょう。
なかなか話し合いづらい話題ですが、解約時のことも事前に決めておくと安心です。とくに、共同で購入した家具や家電の取り扱いは、きちんとルールを決めておきましょう。
実際に別れることになったMさん(30歳)は「高額な家具や家電の扱いを決めていなかったため、トラブルになってしまいました。事前に話し合っておけば良かったな、と後悔しています」と話してくれました。
家具や家電を購入する際は、誰の所有物になるのかを明確にしておくことをおすすめします。例えば、「折半で買ったものは、解約時に売却して費用を分ける」「それぞれが必要なものは個人で購入する」といったルールを決めておくと良いでしょう。
また、敷金の返還金や原状回復費用の負担についても、入居時に話し合っておくと安心です。二人の関係が良好なうちに、きちんとルールを決めておきましょう。
せっかく理想の暮らし方が決まっても、段取りが悪いと希望の物件を逃してしまうことも。ここでは、成功率の高い物件探しのスケジュールについてお話ししていきます。
引越しのベストな時期は、実は3月・4月を避けることです。この時期は引越し需要が最も高まる時期で、物件の競争率も高く、引越し費用も割高になりがち。
賢い先輩カップルのNさん(27歳)は「私たちは10月に引越しをしました。夏の繁忙期が終わった後で、物件の選択肢も多かったですし、引越し費用も安く抑えられました」と教えてくれました。
また、物件の内見は平日がおすすめ。休日は混み合いますが、平日なら不動産会社の担当者とゆっくり相談できますし、実際の街の様子も分かりやすいんです。
早めに休暇を取って物件を見に行くことで、理想の物件に出会える可能性がグッと高くなりますよ。
理想的な物件探しは、入居希望日の2~3ヶ月前からスタートするのがベスト。スケジュールに余裕があると、じっくりと条件の良い物件を探すことができます。
Oさん(28歳)は「最初の1ヶ月は、パソコンで物件をチェックしながら、実際に候補地の街歩きをしました。休日にそのエリアのカフェで過ごしたり、夜の雰囲気を見に行ったり。おかげで、暮らしやすい街を見つけることができました」と話します。
内見時のチェックポイントは、日当たりや騒音はもちろん、収納の使い勝手や設備の新しさなども要チェック。キッチンに二人で立てるか、シャワーの水圧は十分か、エアコンの位置は適切かなど、実際に暮らすことを想像しながら確認していきましょう。
また、今はオンライン内見ができる不動産会社も増えています。まずはオンラインで下見をして、気に入った物件だけを実際に見に行くという方法も効率的ですよ。
気に入った物件が見つかったら、いよいよ契約に向けての準備です。この段階でも、いくつか重要なチェックポイントがあります。
契約前には必ず重要事項説明書をしっかりと確認しましょう。Pさん(29歳)は「ペット可の物件でしたが、重要事項説明書を読んでみると『小型犬のみ可』という条件があって。将来大型犬を飼いたかった私たちは、ここで物件を変更することにしました」と話してくれました。
また、入居時の初期費用の内訳や、退去時の原状回復費用についても細かく確認を。突然の出費を防ぐためにも、事前にしっかりと把握しておくことが大切です。
契約時の必要書類は、早めに準備を始めましょう。収入証明書や住民票など、取得に時間がかかるものもありますよ。お二人の書類をまとめて準備することで、スムーズに契約まで進められます。
これまでお話ししてきた内容を実践するにあたって、実際に同棲を経験した先輩カップルたちの声を集めてみました。失敗談から学ぶことで、より素敵な二人暮らしをスタートできるはずです。
先輩カップルたちが最も後悔したのが、物件選びの判断ミス。Qさん(28歳)は「駅近で家賃は安かったのですが、飲食店街のすぐ近くで、夜がうるさくて。下見は昼間だけだったんです」と振り返ります。
また、Rさん(26歳)は「二人とも料理好きなのに、キッチンの下見が不十分で。調理スペースが狭くて、二人で料理する時にぶつかってしまうんです」と話してくれました。
収納スペースの確認が不十分だったという声も。「クローゼットは広そうに見えたけど、実際に荷物を入れてみると全然足りなくて。後から収納家具を買い足すことになってしまいました」とSさん(29歳)は教えてくれました。
こうした失敗を防ぐには、必ず夜の様子も確認すること、キッチンや水回りは実際に立ち位置を確認すること、収納は具体的な収納物をイメージしながら見ることがポイントになりますよ。
先輩カップルの話を聞いていると、お金のルール作りには特に気を使っているようです。「最初はなんとなくで始めてしまい、後からモヤモヤが出てきてしまった」という声も少なくありません。
Tさん(27歳)は「家賃は折半で、食費は私が多めに出すことにしていましたが、具体的な金額を決めていなかったんです。お互いの認識にズレがあって、ちょっとした不満がたまってしまいました」と話します。
後から変更することも可能ですが、最初にしっかりとルールを決めておくことで、余計なストレスを防ぐことができます。
最後に、同棲生活が長く続いているカップルに共通する特徴をご紹介します。
3年以上同棲しているUさん(30歳)は「お互いの時間を大切にすることを、最初に約束しました。休日も、常に一緒にいなければいけないとは考えていません」と話します。
また、Vさん(29歳)は「毎月一回、家計の見直しと、お互いの気になることを話し合う時間を設けています。小さな不満をためないことが、長続きの秘訣かもしれません」とアドバイスをくれました。
大切なのは、完璧を目指しすぎないこと。二人の生活スタイルは、少しずつ作り上げていけばいいんです。お互いを思いやる気持ちを忘れずに、素敵な同棲生活をスタートさせてくださいね。
ここまで、同棲に向けた家賃相場や物件選びのポイント、先輩カップルの体験談などをお話ししてきました。最後に、快適な二人暮らしを始めるためのポイントをまとめていきましょう。
家賃相場は地域によって大きく異なりますが、お二人の通勤時間やライフスタイルを考慮しながら、程よい距離感の物件を選ぶことが大切です。また、間取りや広さは、二人の時間も大切にできる1LDK以上がおすすめですよ。
家賃の負担方法は、完全折半や収入比での分担など、お二人の状況に合わせて柔軟に決めていきましょう。大切なのは、無理のない金額で、お互いが納得できる方法を選ぶこと。
また、同棲生活を快適に過ごすためには、お金の管理方法や家事の分担、プライバシーの確保など、事前にしっかりとルールを決めておくことが重要です。ただし、決めすぎて窮屈になるのは避けたいもの。状況に応じて柔軟に対応できる余裕を持っておくことをおすすめします。
物件探しは、入居希望日の2~3ヶ月前からスタートするのがベスト。平日に内見を行い、夜の様子もチェックするなど、実際の暮らしをイメージしながら慎重に選んでいきましょう。
そして何より、お二人のコミュニケーションを大切に。定期的な話し合いの機会を設けることで、小さな不満をためることなく、長く快適な生活を送ることができますよ。
新しい生活への期待や不安、さまざまな気持ちがあると思いますが、この記事が、お二人らしい理想の同棲生活を叶えるためのヒントになれば嬉しいです。素敵な二人暮らしのスタートを、心からお祈りしています!