同棲の日用品リスト完全ガイド｜初日から必要なもの・数量目安・節約術まで解説

「同棲を始めるのに、何を準備すればいいの？」

念願の同棲生活がスタートするとなれば、ワクワクする気持ちと同時に、準備に対する不安も感じるでしょう。

同棲には家具や家電だけでなく、日用品もしっかりと揃える必要があります。 特に入居初日から必要なアイテムを見落としてしまうと、慌てて買い物に行くことになりかねません。

この記事では、同棲に必要な日用品を優先度別に整理し、適切な数量や節約のコツまで詳しくお伝えしていきます。 スムーズな同棲生活をスタートさせるために、ぜひ参考にしてみてください！

同棲スタートに必要な日用品リスト【入居初日から必須】

同棲生活の初日から絶対に必要となる日用品をエリア別にご紹介していきます。 これらのアイテムがないと、生活に支障をきたしてしまうため、入居前に必ず揃えておきましょう。

トイレ・洗面まわり（トイレットペーパー・タオル・歯ブラシなど）

トイレと洗面まわりは、入居後すぐに使用する場所です。 そのため、以下のアイテムは引っ越し当日までに準備しておく必要があります。

【必須アイテム】

• トイレットペーパー（12ロール入り1パック）
• フェイスタオル（4〜6枚）
• 歯ブラシ（各自1本ずつ）
• 歯磨き粉（1個）
• 洗顔料・クレンジング（各自必要なもの）
• ハンドソープ（1個）
• ティッシュペーパー（5箱入り1パック）

トイレットペーパーは消耗が早いため、12ロール入りを1パック購入しておくと安心です。 また、フェイスタオルは洗い替えを考慮して4〜6枚程度用意しておくとよいでしょう。

洗面用品については、普段使い慣れているものを持参することをおすすめします。 特に女性の場合、スキンケア用品は肌に合わないと困るため、事前に準備しておきましょう。

お風呂・衛生用品（シャンプー・ボディソープ・バスマットなど）

入居初日の夜には、お風呂を使用することになります。 疲れた体を癒すためにも、お風呂用品は必ず準備しておかなければなりません。

【必須アイテム】

• シャンプー・コンディショナー（各1本）
• ボディソープ（1本）
• バスタオル（4〜6枚）
• バスマット（1枚）
• ボディタオル・スポンジ（各自1個ずつ）
• 洗面器（1〜2個）
• 風呂掃除用洗剤（1本）
• 風呂用スポンジ（1個）

バスタオルも洗い替えを考慮して、4〜6枚程度準備しておくことが大切です。 また、お風呂掃除用品も忘れがちですが、清潔な状態を保つために初日から必要となります。

二人で使用する場合、洗面器は1個でも問題ありませんが、2個あると便利でしょう。 ボディタオルやスポンジは衛生面を考慮して、それぞれ個人用を準備することをおすすめします。

キッチン消耗品（食器最低限・スポンジ・洗剤・ラップなど）

自炊をするかどうかに関わらず、最低限の調理器具と食器は必要です。 また、食器洗いや食材保存のための消耗品も揃えておきましょう。

【必須アイテム】

• 食器（お皿・お椀・コップ各2セット）
• 箸・スプーン・フォーク（各2セット）
• 包丁（1本）
• まな板（1枚）
• フライパン（1個）
• 鍋（中サイズ1個）
• 食器用洗剤（1本）
• スポンジ（2〜3個）
• 食器拭き用布巾（2〜3枚）
• ラップ・アルミホイル（各1本）
• ゴミ袋（燃えるゴミ・燃えないゴミ用）

引っ越し直後は疲れて自炊の余裕がないかもしれませんが、最低限の調理器具があると便利です。 包丁とまな板があれば、簡単な調理や食材のカットができます。

また、引っ越し後は段ボールなどのゴミが大量に出るため、各自治体のルールに合わせたゴミ袋も事前に準備しておきましょう。

防犯・生活必需品（カーテン・ゴミ袋・懐中電灯など）

見落としがちですが、プライバシー保護や安全面で重要なアイテムも初日から必要です。

【必須アイテム】

• カーテン（全窓分）
• 懐中電灯（1〜2個）
• 救急セット（絆創膏・消毒液・痛み止めなど）
• 携帯電話の充電器
• 延長コード（1〜2本）
• 基本的な工具セット（ドライバー・ハンマーなど）

カーテンは防犯とプライバシー保護のため、入居初日から絶対に必要です。 事前に窓のサイズを測っておき、適切なサイズを購入しておきましょう。

懐中電灯は停電時に備えて準備しておくと安心です。 また、引っ越し直後は家具の組み立てや配置換えが必要になることが多いため、基本的な工具も用意しておくとよいでしょう。

部屋別チェックリストで漏れを防ぐ（キッチン／リビング／寝室／洗面所／玄関）

続いて、各部屋で必要となる日用品を詳しく見ていきます。 部屋別に整理することで、購入し忘れを防ぎ、効率的に準備を進められます。

キッチンで必要な日用品

キッチンは自炊の頻度によって必要なアイテムが大きく変わります。 しかし、基本的な調理器具と保存用品は最低限揃えておきましょう。

自炊をよくする場合、調味料や保存容器、計量カップなども必要になります。 また、食器については来客を想定して4人分程度あると安心でしょう。

食器洗い機がある場合は専用洗剤も忘れずに準備してください。 さらに、キッチンペーパーやアルミホイルなどの消耗品は、まとめ買いしておくと節約にもつながります。

リビング・共有スペースで必要な日用品

リビングは二人が最も長い時間を過ごす場所です。 快適に過ごすための日用品を準備しておきましょう。

掃除用品としては、掃除機（またはほうき・ちりとり）、雑巾、フローリング用洗剤などが必要です。 また、テレビやエアコンのリモコン用に電池も用意しておくとよいでしょう。

リビングテーブルがある場合は、テーブル拭き用の布巾も準備してください。 さらに、くつろぎタイムのためのティッシュペーパーやブランケットもあると便利です。

寝室・寝具まわりで必要な日用品

良質な睡眠は同棲生活を円滑に進めるために重要です。 寝具まわりの日用品もしっかりと準備しましょう。

【ポイント】 掛け布団はダブルベッドで二人一緒に寝る場合でも、シングルサイズを2枚用意することをおすすめします。 寝返りや寝るタイミングの違いでトラブルを避けられるためです。

枕カバーやシーツは洗い替えを考慮して、最低2セットずつ準備しておきましょう。 また、季節に応じた寝具の準備も大切です。

寝室用の加湿器や空気清浄機があると、より快適な睡眠環境を整えられます。 ただし、これらは入居後に検討しても問題ありません。

洗面所・お風呂場で必要な日用品

洗面所とお風呂場は衛生管理が特に重要なエリアです。 清潔さを保つための日用品を忘れずに準備しましょう。

洗濯用品としては、洗濯洗剤・柔軟剤・洗濯ネット・洗濯ばさみ・物干しハンガーなどが必要です。 また、洗面所の掃除用品として専用洗剤やメラミンスポンジも用意しておくとよいでしょう。

女性の場合は、サニタリーボックスも忘れずに準備してください。 男性が見落としがちなアイテムですが、共同生活では必須です。

玄関・ベランダで必要な日用品

玄関とベランダは来客時の印象を左右する場所です。 また、実用性も重視して日用品を選びましょう。

玄関には靴べら・スリッパ・傘立て・鍵置き場などがあると便利です。 また、郵便物整理用のトレイやボックスも準備しておくとよいでしょう。

ベランダでは洗濯物を干すことが多いため、物干し竿・洗濯ばさみ・物干しネットなどが必要です。 また、ベランダ掃除用のほうきとちりとりも用意しておきましょう。

数量・サイズの目安を知っておくと安心（タオル・洗濯機・冷蔵庫など）

同棲生活で必要なアイテムの適切な数量とサイズについて詳しく解説していきます。 適切な量を把握することで、無駄な出費を避けられます。

タオル・寝具の必要枚数と洗い替え目安

タオル類は毎日使用するため、洗い替えを考慮した枚数が必要です。

タオルは毎日洗濯する場合でも、最低3日分は用意しておくと安心です。 また、来客用として予備を1〜2枚準備しておくとよいでしょう。

寝具については、季節の変わり目や洗濯時のことを考慮して、最低2セットずつ準備することをおすすめします。

家電サイズの基準（冷蔵庫・洗濯機・テレビ）

二人暮らし用の家電選びでは、容量とサイズのバランスが重要です。

【冷蔵庫の選び方】

二人暮らしの冷蔵庫は300L前後が目安とされています。 ただし、自炊の頻度によって必要な容量は変わります。

自炊をよくする場合は340L前後、外食が多い場合は200L台でも十分でしょう。 また、将来家族が増える予定がある場合は、400L以上の大容量タイプを選ぶことも検討してみてください。

【洗濯機の選び方】

洗濯機のサイズは、1日・1人分の洗濯物が平均1.5kgとされているため、二人暮らしなら6kg以上が現実的なサイズです。

週に2〜3回洗濯する場合や、シーツやタオルケットなどの大物も洗うことを考慮すると、7〜8kgタイプがおすすめです。

収納やカーテンのサイズを測るポイント

引っ越し前に必ず確認しておきたいのが、収納スペースとカーテンのサイズです。

カーテンについては、幅だけでなく丈の長さも重要です。 窓の幅＋10cm程度、丈は窓下10〜15cm程度が目安となります。 また、レールの種類（機能性レール・装飾レール）も確認しておきましょう。

収納については、クローゼットや押入れの奥行きと高さを測っておくと、収納ボックスや衣装ケースを選ぶ際に役立ちます。

買いすぎを防ぐ！後から揃えても大丈夫なアイテム

同棲の準備では、つい張り切ってあれこれ購入したくなりますが、実際に生活してみてから必要性を判断した方がよいアイテムもあります。

最初は不要な小物・便利グッズ

入居後すぐには必要ないため、後から検討すれば十分なアイテムをご紹介します。

【後回しでOKなアイテム】

• 電子レンジ専用調理器具
• アイロン・アイロン台
• 加湿器・空気清浄機
• マッサージ器具
• インテリア小物
• 季節家電（扇風機・ヒーターなど）

これらのアイテムは便利ですが、同棲生活に慣れてから購入を検討しても遅くありません。 まずは基本的な生活に必要なものを優先しましょう。

特に電子レンジ専用の調理器具や便利グッズは、実際に使用頻度を確認してから購入することをおすすめします。

レンタル・サブスクで代用できるアイテム

最近では家具・家電のレンタルサービスも充実しているため、購入前にお試ししてみることも可能です。

大型家電（冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど）は、レンタルサービスを活用することで初期費用を抑えられます。 また、掃除機やアイロンなども短期レンタルが可能です。

さらに、動画配信サービスや音楽配信サービスなどのサブスクリプションサービスも、同棲生活に慣れてから検討すればよいでしょう。

1〜2週間後に揃えたい物リスト

入居後の生活リズムが分かってから購入を検討したいアイテムもあります。

同棲生活が始まると、お互いの生活習慣や好みが見えてきます。 そのため、以下のアイテムは1〜2週間後に検討することをおすすめします。

• 観葉植物やインテリア雑貨
• 追加の収納ボックス
• キッチン家電（コーヒーメーカー・トースターなど）
• 掃除用具の追加
• 趣味用品

特にインテリア関連は、二人の好みが分かってから選ぶ方が失敗を避けられます。

日用品の費用分担とストック管理の工夫

同棲生活では、日用品の購入費用をどのように分担するかが重要な問題です。 また、効率的なストック管理の方法についてもお伝えしていきます。

共同財布・口座・アプリで分担をスムーズに

日用品の費用分担には、いくつかの方法があります。 それぞれのメリット・デメリットを理解して、二人に合った方法を選びましょう。

【共同口座方式】

毎月決まった金額を共同口座に入金し、日用品の購入費用をそこから支払う方法です。 透明性が高く、管理しやすいのがメリットです。

【家計簿アプリ活用】

レシートを撮影するだけで自動的に家計簿に記録されるアプリを活用する方法です。 支出の「見える化」ができ、月末に精算することも可能です。

【担当制】

食費は彼女、日用品は彼氏というように、カテゴリーごとに担当を決める方法です。 シンプルで分かりやすいのがメリットです。

ストック切れを防ぐチェックリストの作り方

日用品のストック管理は、効率的な同棲生活を送るために重要です。

まず、消耗品リストを作成し、各アイテムの消費ペースを把握しましょう。 トイレットペーパーやティッシュペーパーなどは、1ヶ月でどの程度消費するかを記録しておくと便利です。

また、ストックの最低限必要な数量を決めておくことも大切です。 例えば「トイレットペーパーは常に1パック以上」「洗剤は1本ストック」などのルールを決めておきましょう。

スマートフォンのメモアプリやリマインダー機能を活用して、定期的にストック状況をチェックする習慣をつけることをおすすめします。

買い物当番の決め方とすれ違い防止

日用品の買い物当番を決めることで、購入し忘れやダブり買いを防げます。

週替わりで担当を決める方法や、平日・休日で分担する方法があります。 また、どちらか一方が主担当となり、相手がサポートする体制でも構いません。

重要なのは、買い物前に必要なアイテムをリストアップし、相手と共有することです。 LINEやメモアプリを活用して、リアルタイムで情報を共有しましょう。

また、緊急時（急にストックが切れた場合など）の対応方法も事前に決めておくと安心です。

同棲にかかる初期費用の目安と節約術

最後に、同棲に必要な初期費用の目安と、効果的な節約術についてお伝えしていきます。

同棲にかかる初期費用は、平均で約100万円とされています。 内訳は賃貸契約の初期費用（家賃の5〜6ヶ月分）、引っ越し料金（7〜15万円）、家具・家電・日用品の購入費用（30〜50万円）となります。

【日用品購入費用の目安】

日用品のみの購入費用は5〜10万円程度が目安です。 ただし、購入する場所や商品のグレードによって大きく変動します。

【効果的な節約術】

まず、100円ショップを積極的に活用しましょう。 掃除用品・収納グッズ・キッチン小物などは、100円ショップでも十分な品質のものが揃います。

次に、まとめ買いによる割引を狙いましょう。 トイレットペーパーや洗剤などの消耗品は、ドラッグストアやホームセンターでまとめ買いすると単価が安くなります。

また、ネット通販も価格比較がしやすく、重いものを配送してもらえるため便利です。 ただし、送料を考慮して計算することを忘れずに。

最後に、お互いの一人暮らし時代のアイテムを有効活用することも大切です。 まだ使えるものは新居でも使用し、不要なものはフリマアプリなどで売却して購入資金に充てましょう。

まとめ

同棲の日用品準備は、入居初日から必要なアイテムを優先的に揃えることが重要です。

トイレ・洗面用品、お風呂用品、最低限のキッチン用品、防犯・安全用品は絶対に忘れてはいけません。 また、適切な数量を把握することで、無駄な出費を避けながら快適な生活環境を整えられます。

費用分担については事前にルールを決め、ストック管理の仕組み化を図ることで、お金に関するトラブルを防げるでしょう。

同棲生活は新しい発見と学びの連続です。 お互いを思いやりながら、素敵な二人の生活を築いていってください！