「同棲を始めたけど、なかなか結婚の話が進まなくて…。このまま”ただの同棲”で終わってしまうのかな…」
同棲生活を始めたものの、なかなか結婚に進めない状況で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。お互いの気持ちを確かめ合って始めた同棲なのに、いつの間にか結婚の話題がタブーになってしまったり、このままずるずると同棲生活が続いていくのではないかという不安を感じることもあります。
同棲中のカップルの多くは、以下のような悩みを抱えているようです。
そこで今回は、同棲生活を”ただの同棲”で終わらせないためのポイントをお話ししていきます!
また、実際に同棲から結婚に進んだカップルの体験談もご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください!
同棲から結婚へ進むためには、いくつかの重要なポイントがあるようです。ここでは、同棲生活が長期化してしまうカップルによく見られる特徴についてお話ししていきます。
「とりあえず一緒に住んでみよう」という軽い気持ちで始めてしまうと、そのまま漫然と同棲生活が続いてしまうことがあります。実際に2年間の同棲経験がある小林さん(仮名・29歳)は、「最初は何となく同棲を始めてしまって…。お互いの将来について、きちんと話し合えていなかったことに気づいたんです」と振り返ります。
「同棲を始めて1年が経った頃、友人の結婚式に参列した時のこと。二人の幸せそうな様子を見て、私たち二人はこの先どうしていきたいんだろう?と考えるようになりました。それをきっかけに、彼と将来について話し合うようになり、半年後にはプロポーズしてもらえたんです」と、当時を思い出しながら教えてくれました。
「同棲生活は順調だから、きっと結婚生活も大丈夫」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。32歳で同棲を始めた山田さん(仮名)は、「日々の生活は平和でしたが、将来の夢や目標について話し合う機会が少なかったんです」と話します。
「私は仕事を続けながら子育てをしたいと考えていましたが、彼は専業主婦として家庭を守って欲しいと思っていたことが、同棲2年目にしてわかりました。価値観の違いに気づくのが遅くなってしまい、関係を見直すことになってしまいました。今思えば、同棲を始める前にじっくりと話し合っておくべきでしたね」と、経験から学んだことを教えてくれました。
「家賃は折半、食費は多めに払ってくれる」という形で始まった同棲生活。でも、そこから先の生活設計がなかなか見えてこない…。そんな経験をした佐藤さん(仮名・28歳)は、「お金の話はデリケートで、なかなか切り出せませんでした」と振り返ります。
「でも、友人に相談したら『結婚を意識しているなら、お互いの収入や将来の貯金プランについても話し合った方がいいよ』とアドバイスをもらいました。思い切って彼と話してみると、彼も同じように経済面での不安を抱えていたことがわかったんです。それからは二人で家計簿をつけたり、将来の資金計画を立てたりするようになって、自然と結婚の話も進むようになりました」
「結婚の話を切り出したら、今の関係が壊れてしまうかも…」。そんな不安から、結婚について話し合うことを避けてしまうケースが少なくありません。33歳の田中さん(仮名)は、「周りの友達が次々と結婚していくのを見て、焦りと不安でいっぱいでした」と当時を振り返ります。
「同棲3年目に入った頃、ふとした瞬間に彼から『そろそろ結婚の準備を始めようか』と切り出されたんです。実は彼も、私と同じように結婚について考えていたけれど、私の気持ちを確認するタイミングを見計らっていたみたい。勇気を出して、お互いの気持ちを話し合えて本当に良かったです」と、素直な思いを語ってくれました。
休日は二人でだらだらと過ごし、外食が増えて家計は圧迫、運動不足で体型も崩れがち…。同棲4年目の中村さん(仮名・31歳)は、「同棲生活が始まってからというもの、デートもしなくなり、お互いダラけた生活を送るようになってしまいました」と話します。
「このままじゃいけないと思い、週末は二人でジョギングに行ったり、新しいレストランを開拓したり。また、月に一度は『未来会議』と称して、二人の将来について話し合う時間を設けるようにしました。生活にメリハリができて、自然と結婚の話も具体的になっていきましたね」と、マンネリを乗り越えた経験を教えてくれました。
同棲生活を結婚へとステップアップさせるためには、いくつかの大切なポイントがあります。実際に同棲から結婚に進んだカップルの体験をもとに、成功のコツについてお話ししていきます。
「同棲を始める前に、お互いの考えをしっかり確認しておくことが大切」と語るのは、1年の同棲を経て結婚した鈴木さん(仮名・29歳)です。彼女は同棲を始める際、特に以下の点について話し合いを重ねたそうです。
「まず、同棲の目的について。私たちの場合は『お互いのことをより深く理解して、結婚に向けての準備期間にしたい』という思いを共有できました。また、同棲期間の目安や、その間にやっておきたいことなども具体的に話し合いました。方向性が一致していたからこそ、安心して同棲生活をスタートできたと思います」
同棲1年で結婚を決めた井上さん(仮名・27歳)は、「毎月の家計管理と一緒に、将来の夢も話し合うようにしていました」と教えてくれます。
「最初は漠然と『いつか結婚したいね』という話だったのですが、家計簿をつける中で自然と『マイホーム購入』や『子育て』についても具体的な話ができるようになりました。お金の管理をしっかりできているという安心感が、結婚への一歩を後押ししてくれたように思います。毎月の貯金目標を決めて、それを達成できた時は二人でお気に入りのレストランでお祝いをするのが楽しみでしたね」
「同棲を始めた当初は、生活費は折半、自分の趣味にはそれぞれの小遣いを使う、というシンプルなルールでした」と話すのは、2年の同棲を経て結婚した高橋さん(仮名・31歳)です。
「でも、結婚を意識し始めてからは、共通の貯金口座を作って、二人の将来のために少しずつ貯金をするようになりました。給料日には必ず二人で家計の見直しをして、外食を減らしたり、節約のコツを話し合ったり。一緒にお金の管理をすることで、自然と二人の将来が具体的に見えてくるようになりました」
3年の同棲を経て結婚した森田さん(仮名・34歳)は、「月に一度は必ず『二人の関係性チェック』の時間を設けていました」と振り返ります。
「平日は仕事で忙しく、休日も家事に追われがちだった私たち。でも、月に一度は必ずカフェに行って、二人の関係について話し合う時間を作っていました。『最近、こんなところが嬉しかった』『ここは改善したいな』など、率直な気持ちを伝え合えたことで、お互いの思いや不安にも気づけました。その積み重ねが、自然な形での結婚につながったと思います」
同棲から結婚に進むまでには、それぞれの転換期があるようです。ここでは、実際に同棲を経て結婚に至ったカップルの体験談をお話ししていきます。
「同棲2年目に入った頃、何となくマンネリ化を感じ始めていました」と話すのは、34歳の加藤さん(仮名)です。
「休日は家でゴロゴロ、外食も増えて、このままでは良くないと感じていたんです。そんな時、友人夫婦に誘われて始めたのが、月1回の料理教室でした。新しいレシピに挑戦する楽しさはもちろん、二人で作った料理を食べながら自然と将来の話ができるようになりました。『こんな家庭を築きたいね』『子どもができたらこんな料理を作りたいな』など、具体的な会話が増えていって。気づけば彼から『そろそろ結婚の準備を始めようか』と言ってもらえたんです」
「私たちが大きく変わったのは、共通の趣味を見つけてからでした」と教えてくれたのは、29歳の山本さん(仮名)です。
「休日に何をするか決められず、だらだらと過ごすことが多かった私たち。でも、友人の紹介でヨガを始めてから、生活が変わり始めました。朝はヨガで体を動かし、その後一緒に朝食を作る。休日にはヨガ仲間とブランチに行ったり。健康的な生活を送るようになってから、自然と将来のことを考えるようになったんです。『これからもずっと一緒に過ごしていきたいな』という気持ちが強くなって、同棲1年で結婚を決意しました」
「年齢的なこともあり、比較的早めの決断になりました」と話すのは、39歳の木村さん(仮名)です。
「同棲を始めて3ヶ月が経った頃、彼の両親を実家に招いて食事会をしたんです。その時、『お二人の将来が楽しみ』と言ってもらえて…。私たちの関係を温かく見守ってくれる家族の存在に、改めて気づかされました。それからは、月に1度は両家での食事会を設けるようにして、自然と結婚への準備も進んでいきました。同棲を始めて半年後には、両家の承諾も得て入籍することができたんです」
同棲生活を結婚へとステップアップさせるために、具体的にどんなことができるのでしょうか。実際のカップルの体験をもとに、効果的なアクションについてお話ししていきます。
「休日の過ごし方を見直したことで、関係が大きく変わりました」と話すのは、同棲2年目の斎藤さん(仮名・28歳)です。
「それまでは休日も家でダラダラ、たまに外食する程度。でも『二人の思い出作り』を意識して、月に一度は遠出をするようにしたんです。観光地を巡ったり、カフェ巡りをしたり。その道中で自然と将来の話もできて、お互いの夢や目標を共有できるようになりました。また、旅行の計画を立てることで、自然と家計の管理も上手くなりましたね」
「同棲を始めて1年が経った頃、改めて家事の分担について話し合いました」と語るのは、同棲から結婚に進んだ石川さん(仮名・32歳)です。
「最初は私が仕事から帰ってから夕食を作り、彼が食器洗いをする…という感じでした。でも、だんだん疲れが溜まってきて。そこで、平日は交代で料理を担当したり、休日は二人で掃除をしたり、より効率的な方法を考えるようになりました。家事を一緒に考えることで、将来の家庭像も具体的に描けるようになって。結婚後の生活がより現実的にイメージできたんです」
「毎月の給料日には、必ずカフェに行って『将来会議』をしていました」と教えてくれたのは、同棲1年半で結婚を決めた村田さん(仮名・30歳)です。
「家計の見直しはもちろん、5年後、10年後の夢についても話し合いました。『どんな家に住みたいか』『子育てについてはどう考えているか』など、具体的なビジョンを共有できたことで、自然と結婚への意識も高まっていきました。お互いの将来像を理解し合えたからこそ、安心して結婚に踏み切れたと思います」
「周りの友達が結婚していく中で、私たちはいつ結婚するんだろう…という不安がありました」と振り返るのは、同棲2年目の岡田さん(仮名・29歳)です。
「そんな時、彼から『今後の生活について、ゆっくり話し合わない?』と誘われたんです。お互いの仕事のことや、将来の夢、結婚後の生活プランなど、じっくりと話し合えました。具体的な時期は決まっていませんが、二人で前向きに結婚について考えられるようになって、不安も解消されました」
同棲生活を結婚へとつなげていくためには、いくつか気をつけたいポイントがあります。ここでは、実際の経験者の声をもとに、特に注意したい点についてお話ししていきます。
「快適な生活に慣れすぎて、このままでもいいかなって思ってしまうことがありました」と語るのは、同棲3年目の遠藤さん(仮名・31歳)です。
「でも、同棲していた友人から『私たちも同じような時期があったけど、お互いの将来のために一歩を踏み出せて良かった』というアドバイスをもらって、はっとしたんです。それからは、毎月の家計管理をしっかりと行い、将来の資金計画も立てるようになりました。漠然とした不安も、具体的な計画を立てることで解消されていきましたね」
「同棲を始めた当初は、生活費を折半することで満足していました」と振り返るのは、結婚を控える藤田さん(仮名・28歳)です。
「でも、将来のことを考えると、自分の収入をもっと増やしていきたいと思うようになりました。資格取得にチャレンジしたり、副業を始めたり。彼も私の姿を見て、自分のキャリアについて考えるようになったみたいです。お互いが自立を意識することで、より対等なパートナーシップを築けるようになりました」
「同棲を始めた時、両親には黙っていたんです」と話すのは、同棲から結婚に進んだ中島さん(仮名・33歳)です。
「でも、結婚を意識し始めてから、両親に正直に話すことにしました。最初は心配されましたが、二人の真剣な気持ちを伝え、定期的に実家に顔を出すようにしたことで、徐々に理解を得られるようになりました。今では両家の親同士が仲良くなって、私たちの結婚を温かく見守ってくれています」
ここまで、同棲から結婚への道のりについてお話ししてきました。同棲が長期化する原因は、将来のビジョンが曖昧なまま日々を過ごしてしまうことにあります。
ただし、同棲生活をより良いものに変えていくためのヒントは、意外と身近なところにあるのかもしれません。二人で料理を始めたことがきっかけで将来の話ができるようになったり、共通の趣味を通じて絆が深まったり。小さな変化が、結婚への大きな一歩につながることも多いようです。
大切なのは、お互いの気持ちや将来について、率直に話し合える関係を築いていくこと。同棲という貴重な時間を通じて、二人の絆を深めていってください。
また、経済面での準備も忘れずに。共通の貯金口座を作ったり、将来の資金計画を立てたりすることで、結婚後の生活もよりイメージしやすくなるでしょう。
同棲生活に悩んでいるみなさんは、この記事で紹介したポイントを参考に、パートナーとじっくり話し合ってみてください。”ただの同棲”から一歩進んで、素敵な結婚生活を送れることを願っています!