同棲準備のための費用ガイド！家具家電の選び方とおすすめ商品
「同棲を始めるのに家具家電はどんなものが必要で、どのくらいお金がかかるんだろう……」
同棲を始めるタイミングで多くのカップルが直面するのが、家具家電の選び方と初期費用について。何から揃えれば良いのか、どの程度の品質のものを選べば良いのか、迷ってしまいますよね。
この記事では同棲に必要な家具家電の種類から費用感、さらにはコスパの良い商品選びまで詳しくお伝えしていきます。実際の体験談も交えながら、失敗しない家具家電選びのポイントをマスターしていきましょう！
同棲に必要な家具家電リストとその費用感
同棲を始める際に揃えるべき家具家電について、具体的なリストと費用感をお話ししていきます。
まず何から揃えれば良いのか、そして実際にどのくらいの予算を見込んでおけば安心なのかを確認していきましょう。
同棲に必須の家具家電アイテムとは？
同棲生活をスタートするために最低限必要なアイテムは、大きく分けて家具と家電に分類されます。
家具では、まずベッドが最優先項目です。質の良い睡眠は二人の関係性にも大きく影響するため、妥協せずに選びたいところ。次にテーブルとイス、収納家具（タンスやクローゼット）、そしてソファがあると生活の快適度が格段に上がります。
家電については、冷蔵庫と洗濯機が絶対に欠かせません。これらがないと日常生活が成り立ちませんからね。続いて電子レンジ、炊飯器、テレビ、エアコン（賃貸物件に備え付けでない場合）が必要になってきます。
さらに、掃除機や照明器具、カーテンなどの生活用品も忘れてはいけません。これらは後回しにしがちですが、実際に生活を始めてから「あれがない、これがない」と慌てることになります。
各アイテムの相場価格と購入時の目安
それぞれのアイテムがどのくらいの価格帯なのか、具体的な数字を見ていきましょう。
ベッドはシングル2台で4万円〜8万円、ダブルベッド1台なら3万円〜10万円程度が相場です。マットレスにこだわるとさらに費用がかかりますが、長期間使用することを考えると投資価値は高いでしょう。
冷蔵庫については、2人暮らし用（300L〜400L程度）で5万円〜15万円が目安となります。洗濯機は縦型で3万円〜8万円、ドラム式なら10万円〜20万円程度を見込んでおきましょう。
テーブルとイスのセットは2万円〜6万円、ソファは3万円〜12万円と幅が広くなっています。収納家具は必要な容量や材質によって1万円〜5万円程度です。
電子レンジは1万5千円〜4万円、炊飯器は1万円〜3万円、テレビは32インチで3万円〜8万円が相場。エアコンは6畳用で4万円〜10万円程度を考えておけば良いでしょう。
同棲カップルにおすすめ！コスパ最強の家具家電とは
限られた予算の中で質の良いアイテムを選ぶには、コストパフォーマンスを重視した商品選びが重要になってきます。
実際に多くのカップルが愛用している、コスパに優れた家具家電をご紹介していきましょう。
高コスパな冷蔵庫・洗濯機の選び方
冷蔵庫選びでは、まず容量を適切に判断することが大切です。2人暮らしなら350L前後が理想的で、これより小さすぎると食材の買い置きができず、大きすぎると電気代がかさんでしまいます。
おすすめメーカーとしては、パナソニックの「NR-C372シリーズ」やシャープの「SJ-D35シリーズ」が挙げられます。どちらも7万円前後で購入でき、省エネ性能と使い勝手のバランスが優秀です。
洗濯機については、縦型の7kg〜8kg容量がコスパ面で最適でしょう。特にハイアールの「JW-C70シリーズ」は4万円台で購入でき、基本機能がしっかりしているため初期費用を抑えたいカップルに人気があります。
また、購入タイミングも重要なポイントです。家電量販店では3月の決算期や9月の中間決算期にセールが開催されることが多いため、このタイミングを狙うと通常価格より10%〜20%安く購入できる場合があります。
家具選びのポイントとおすすめ商品
家具選びで最も大切なのは、部屋のサイズと生活スタイルに合わせることです。特に賃貸物件の場合、引越しの際の運搬も考慮する必要があります。
ベッドでは、ニトリの「Nスリープ ハードH1-02CR」がコスパ抜群です。ダブルサイズでも5万円以下で購入でき、寝心地も十分満足できる品質となっています。
テーブルについては、IKEA の「MÖLLEKULLA」シリーズがおすすめ。2人用のダイニングテーブルとチェア2脚のセットで2万円台から購入でき、シンプルなデザインでどんなインテリアにも馴染みます。
ソファは無印良品の「体にフィットするソファ」が人気です。価格は1万円台とリーズナブルながら、座り心地が良く場所も取らないため、狭い部屋でも使いやすいのが魅力でしょう。
収納面では、カラーボックスを組み合わせて使うのが経済的です。ニトリやホームセンターで1個1,000円程度で購入でき、必要に応じて買い足していけるため初期費用を抑えられます。
高評価の家電製品ランキング
実際のユーザーレビューを基に、同棲カップルから高評価を得ている家電製品をランキング形式でお伝えしていきます。
第1位は象印の炊飯器「NP-VZ10」です。5.5合炊きで価格は2万円台ながら、IH方式でご飯がふっくら炊けると評判。同棲を始めたばかりのカップルからは「この価格でこの美味しさは驚き」という声が多数寄せられています。
第2位はパナソニックの電子レンジ「NE-FL222」。オーブン機能付きで料理の幅が広がり、2万円台で購入できるコスパの良さが人気の理由です。実際に使用したカップルからは「料理初心者でも簡単に使える」という評価を得ています。
第3位はダイソンの掃除機「V8 Slim Fluffy」です。コードレスで取り回しが良く、狭い賃貸物件での掃除がスムーズに行えます。価格は4万円台と少し高めですが、「掃除が楽しくなった」という声が多く、長期的な満足度が高い商品です。
これらの製品に共通するのは、基本性能がしっかりしていて使いやすく、価格に対する満足度が高いという点でしょう。
同棲準備にかかる初期費用は？予算別の具体例と注意点
同棲を始めるための初期費用について、現実的な数字をお話ししていきます。
予算に応じてどの程度のものが揃えられるのか、具体的な例を見ながら検討してみましょう。
初期費用の内訳と相場感
同棲準備の初期費用は、家具家電代だけでなく様々な項目に分かれます。まずは全体像を把握することが大切です。
家具家電代は最も大きな部分を占め、一般的に15万円〜40万円程度が相場となっています。これに加えて、引越し費用が2万円〜10万円（距離や荷物量により変動）、家具家電の配送・設置費用が1万円〜3万円程度必要です。
さらに、賃貸物件の場合は敷金・礼金・仲介手数料なども考慮する必要があります。これらは家賃の4〜6ヶ月分程度が一般的で、家賃8万円の物件なら32万円〜48万円程度の初期費用がかかる計算になります。
また、意外と見落としがちなのが生活用品代です。調理器具、食器、タオル、洗剤類など、細々としたアイテムでも3万円〜5万円程度は必要になってきます。
火災保険や光熱費の初期手続き費用なども含めると、同棲開始時の総初期費用は60万円〜100万円程度を見込んでおくと安心でしょう。
予算別の具体例：低価格帯 vs 高価格帯
初期費用を20万円以内に抑える低価格パターンと、40万円程度かける高価格パターンを比較してみましょう。
低価格パターン（約18万円）では、冷蔵庫は中古の280Lモデルで3万円、洗濯機は新品の5kg縦型で2万5千円程度を選びます。ベッドはシングル2台をマットレス込みで5万円、テーブルセットは1万5千円、電子レンジと炊飯器で合計3万円という構成です。
この場合、機能は最低限ですが生活に支障はありません。ただし、数年後に買い替えが必要になる可能性が高く、長期的にはコストがかかる場合もあります。
一方、高価格パターン（約38万円）では、冷蔵庫は350Lの省エネモデルで10万円、洗濯機は7kg縦型の高機能モデルで6万円を選択。ベッドはダブルサイズの良質なマットレス付きで8万円、ソファ付きのリビングセットで10万円という内容になります。
こちらは初期投資は大きいものの、長期間使用でき、生活の快適度も格段に向上します。また、省エネ性能の高い製品を選ぶことで、月々の光熱費も抑えられるでしょう。
初期費用を節約するためのポイント
賢く節約しながら必要なアイテムを揃える方法をお伝えしていきます。
まず、すべてを新品で揃える必要はありません。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は中古品でも十分機能しますし、価格は新品の半額程度になることが多いです。ただし、購入前には必ず動作確認を行い、保証期間があるかどうかもチェックしましょう。
セールやアウトレット商品の活用も効果的です。家電量販店では型落ちモデルが大幅に値下げされることがあり、機能的には最新モデルとほとんど変わらない場合も少なくありません。
また、一度にすべてを揃えようとせず、本当に必要なものから順番に購入していく方法もおすすめです。例えば、最初は冷蔵庫・洗濯機・ベッドだけを購入し、生活しながら徐々にアイテムを追加していけば資金的な負担を分散できます。
フリマアプリやリサイクルショップも有効活用しましょう。特に家具類は状態の良い中古品が多く出回っており、新品の3分の1程度の価格で購入できることもあります。
同棲で失敗しない！家具家電の選び方と選ぶポイント
同棲生活を快適にスタートするためには、適切な家具家電選びが欠かせません。
失敗しないための具体的な基準と、2人の生活に最適な商品選びのコツをお話ししていきます。
家具・家電選びでの失敗を避けるための基準
家具家電選びで最も重要なのは、購入前のサイズ確認です。特に賃貸物件では搬入経路も含めて測定する必要があります。
冷蔵庫の場合、本体サイズだけでなく設置場所の放熱スペースも考慮しましょう。左右5cm、上部10cm、背面5cm程度の空間が必要で、これを怠ると故障の原因になります。また、ドアの開閉方向も重要なポイントです。
洗濯機では、防水パンのサイズと給排水の位置確認が必須となります。サイズが合わないと設置できませんし、水漏れの原因にもなりかねません。搬入時の階段幅や曲がり角も事前にチェックしておくことをおすすめします。
エネルギー効率も長期的な費用に大きく影響する要素です。省エネラベルを確認し、★4つ以上の製品を選ぶと月々の電気代を抑えられます。初期費用は少し高くても、年間の電気代で考えると節約効果は大きいでしょう。
保証期間とアフターサービスも忘れてはいけません。特に大型家電は故障時の修理費用が高額になるため、メーカー保証がしっかりしているブランドを選ぶと安心です。
同棲カップルのライフスタイルに合わせた商品選び
2人の生活パターンや好みに合わせた商品選びについて詳しく見ていきましょう。
料理好きのカップルなら、冷蔵庫は大容量で冷凍室が充実したモデルがおすすめです。野菜室が独立しているタイプだと食材の管理がしやすく、作り置きも効率的に行えます。一方、外食中心の生活なら、コンパクトで電気代の安いモデルで十分でしょう。
勤務時間がバラバラなカップルの場合、洗濯機の静音性能を重視することが大切です。夜間や早朝に洗濯することが多いなら、運転音が40dB以下のモデルを選ぶと近隣への迷惑も軽減されます。
在宅勤務が多い場合は、リビングダイニングの配置に特に注意が必要です。作業スペースを確保できるテーブルサイズにするか、別途デスクを用意するかを事前に相談しておきましょう。
また、どちらかが家電の操作が苦手な場合は、操作がシンプルな製品を選ぶことも重要です。多機能すぎる製品は結局使いこなせずに終わってしまうことが多いため、必要な機能に絞って選択することをおすすめします。
人気の家具家電メーカー比較
信頼できるメーカーの特徴と選び方の基準をお伝えしていきます。
家電分野では、パナソニック、シャープ、日立が国内の3大メーカーとして人気があります。パナソニックは全般的にバランスが良く、特に冷蔵庫や洗濯機の省エネ性能に定評があります。シャープはプラズマクラスター技術が特徴で、空気清浄機能を重視する人に支持されています。
日立は冷蔵庫の真空チルド機能や洗濯機の風アイロン機能など、独自技術に強みがあります。価格帯はやや高めですが、機能性を重視するカップルには適しているでしょう。
コストパフォーマンスを重視するなら、アイリスオーヤマやハイアールなどの新興メーカーも検討してみてください。基本機能は十分で価格が安く、初期費用を抑えたい場合には有力な選択肢です。
家具メーカーでは、ニトリが価格と品質のバランスで人気を集めています。IKEA は海外製品特有のデザイン性の高さが魅力ですが、組み立てが必要な商品が多いため、DIYが得意なカップルに向いています。
無印良品は価格はやや高めですが、シンプルで飽きのこないデザインが特徴で、長期間使用する予定なら投資価値があるでしょう。
実際の体験談！同棲カップルの家具家電購入例
実際に同棲を始めたカップルの体験談をもとに、リアルな購入例と注意点をご紹介していきます。
成功例だけでなく、失敗談からも学べることがたくさんありますよ。
体験談①：初期費用を抑えたカップルの購入例
大学生カップルのAさん・Bさんは、アルバイト代を貯めて同棲をスタートしました。初期費用の目標は15万円以内と決めて、計画的に商品選びを行ったそうです。
冷蔵庫は中古家電店で見つけた5年落ちの280Lモデルを2万8千円で購入。外観に多少の傷はあったものの、動作に問題はなく1年間の保証も付いていました。洗濯機は新品の5kg縦型を特価セールで2万2千円でゲットしています。
家具については、ベッドはシングル2台をニトリで購入し、マットレス込みで4万5千円。テーブルとイス2脚のセットは、IKEAで1万8千円という格安商品を選びました。電子レンジと炊飯器は、それぞれ家電量販店のPB商品で合計2万5千円程度だったとのこと。
「最初は本当に最低限の物だけでしたが、生活には全く支障がありませんでした」とAさん。「むしろ物が少ない分、部屋がすっきりして快適でした」とBさんも満足されています。
ただし、1年半後に洗濯機が故障してしまい買い替えが必要になったため、「もう少し良いものを買えば良かった」という反省点もあったそうです。
体験談②：こだわりの家具を選んだカップルの事例
社会人2年目のCさん・Dさんカップルは、お互いの貯金を合わせて40万円の予算で家具家電を揃えました。「長く使える良いものを」というコンセプトで商品選びを行っています。
特にこだわったのがベッドで、無印良品のオーク材ベッドフレームとプレミアムマットレスのセットで12万円を投資しました。「睡眠の質は生活の質に直結するので、ここは妥協したくなかった」とCさんは語ります。
冷蔵庫はパナソニックの400L省エネモデルを9万8千円で購入。「2人だと350Lでも十分だったかもしれませんが、作り置きや冷凍食品をよく使うので、大きめにして正解でした」とDさん。
家具は統一感を重視し、ウォールナット材で揃えました。ダイニングテーブルセットが8万円、テレビボードが4万円、本棚が3万円という構成です。
「初期費用は予算いっぱいでしたが、3年経った今でも飽きずに使えているので満足しています」と2人とも大満足の様子。ただし、「一度にすべて揃えたので最初の1ヶ月は家計が厳しかった」という点は反省材料として挙げていました。
体験談③：家具家電購入時に直面したトラブルとその解決法
同棲3ヶ月目のEさん・Fさんは、購入後に予想外のトラブルに見舞われました。しかし、適切な対処により問題を解決した体験談をお話しいただきました。
最大のトラブルは冷蔵庫のサイズミス。「ネットで購入したのですが、設置場所を正確に測らずに注文してしまいました」とEさんは振り返ります。届いた冷蔵庫は幅が5cm大きく、キッチンに入らなかったのです。
しかし、購入から1週間以内だったため、販売店に相談したところサイズ交換に応じてもらえました。「送料は自己負担でしたが、返品・交換ができて助かりました」とのこと。
また、洗濯機の設置時には給水ホースの長さが足りないというトラブルも発生。「事前に確認していなかった私たちが悪いのですが、設置業者の方が延長ホースを持参してくれて、その場で解決できました」とFさんは語ります。
ソファについては、実際に部屋に置いてみると想像以上に大きく感じられ、部屋が狭く見えてしまったそうです。しかし、配置を工夫することで圧迫感を軽減できました。「購入前にメジャーで測るだけでなく、新聞紙などで実際のサイズを床に置いて確認すれば良かった」という学びを得たとのこと。
これらの体験から、「購入前の下調べと、トラブル時の素早い対応が重要」ということを実感されたそうです。
同棲後にかかる月々の生活費と節約方法
家具家電を揃えた後も、月々の生活費について把握しておくことが大切です。
実際にどのくらいの費用がかかるのか、そして効果的な節約方法について詳しく見ていきましょう。
同棲後の月々の生活費はどれくらいかかる？
同棲カップルの月々の生活費について、全国平均をもとにした内訳をお伝えしていきます。
電気代は季節によって変動しますが、月平均で8,000円〜12,000円程度が相場です。エアコンを多用する夏場と冬場は15,000円を超えることもあります。ガス代はプロパンガスか都市ガスかで大きく異なり、都市ガスなら3,000円〜5,000円、プロパンガスなら5,000円〜8,000円程度です。
水道代は地域差がありますが、2ヶ月で4,000円〜6,000円（月割りで2,000円〜3,000円）が一般的でしょう。通信費はスマホ2台とインターネット回線で合計12,000円〜18,000円程度を見込んでおく必要があります。
食費については生活スタイルによって大きく変わりますが、自炊中心なら月3万円〜4万円、外食が多いと6万円〜8万円程度かかることも。日用品代は月5,000円〜8,000円程度です。
これらを合計すると、月々の生活費は6万円〜10万円程度になります。家賃を除いた純粋な生活費だけでこの金額なので、事前に家計の計画を立てておくことが重要です。
節約方法：生活費を抑えるためのヒント
効果的な節約方法について、実践しやすいものから順番にご紹介していきます。
電気代の節約では、まずエアコンの設定温度を適切にすることが最も効果的です。夏場は28度、冬場は20度に設定するだけで月1,000円〜2,000円の節約になります。また、古い白熱電球をLED電球に交換すれば、電球1個につき年間1,000円程度の節約効果があります。
食費については、週1回のまとめ買いと計画的な献立作成が重要です。「今日は何を作ろうか」と毎日考えていると、つい高い食材や惣菜に手が伸びてしまいがち。週末に1週間分の献立を決めて買い物リストを作成すれば、月1万円程度の節約も可能でしょう。
通信費では、格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。大手キャリアから格安SIMに変更すれば、2人で月5,000円〜8,000円の節約効果があります。ただし、通信速度や電波状況が変わる場合があるため、事前に調査することをおすすめします。
水道代は意識次第で大きく変わります。シャワー時間を1日1分短縮するだけで年間3,000円程度の節約になり、食器洗いの際にこまめに水を止める習慣をつければさらに効果的です。
毎月の支出を見直す方法と家計簿のつけ方
継続的な家計管理の方法について、具体的なやり方をお話ししていきます。
家計簿をつける際は、まず支出を「固定費」と「変動費」に分けることから始めましょう。固定費は家賃、光熱費の基本料金、通信費、保険料など毎月決まった金額のもの。変動費は食費、交際費、衣服代など月によって変動するものです。
アプリを活用すると家計管理が格段に楽になります。「マネーフォワード ME」や「家計簿 Zaim」などの無料アプリなら、レシートを撮影するだけで自動的に家計簿に記録されます。銀行口座やクレジットカードと連携すれば、さらに手間を省けるでしょう。
毎月の支出見直しでは、「必要」「欲しい」「どちらでもない」の3つに分類する方法が効果的です。「どちらでもない」に分類された支出は、削減対象として検討してみてください。意外と無意識に使っているお金が見つかるはずです。
また、月に一度は2人で家計会議を開くことをおすすめします。お互いの支出を共有し、来月の目標や改善点を話し合う時間を作ることで、自然と節約意識が高まります。「今月は外食費が予算オーバーだったから、来月は自炊を増やそう」といった具体的な改善策を決めることが大切です。
さらに、年間の特別支出も忘れずに計画しておきましょう。家電の買い替え、旅行、冠婚葬祭など、毎月の家計簿には現れない大きな支出もあります。これらを年間支出として予算化し、毎月少しずつ積み立てておけば、急な出費にも慌てずに対応できるでしょう。
まとめ
同棲を始める際の家具家電選びと費用について、様々な角度からお話ししてきました。
最も重要なのは、2人の生活スタイルと予算に合わせて適切な商品を選ぶこと。初期費用を抑えたい場合は中古品やセール商品を活用し、長期的な満足度を重視するなら多少高くても質の良いものを選ぶという選択肢があります。
購入前のサイズ確認と機能の優先順位付けを怠らず、実際の体験談を参考にしながら慎重に検討することが失敗を避けるポイントです。また、初期費用だけでなく月々の生活費も含めた総合的な家計計画を立てることで、安心して同棲生活をスタートできるでしょう。
同棲は新しい生活の始まりです。お互いの価値観を尊重しながら、快適で経済的な住環境を作り上げていってください！
