【体験談付き】同棲の初期費用、いくらかかる?内訳から賢い節約術まで完全ガイド!

「同棲するのにいくらくらいかかるんだろう?家具とか家電とか、考えただけでもいろいろお金がかかりそう…」

初めての同棲を考えているみなさん、初期費用のことが気になっているのではないでしょうか。同棲を始めるときは、引越し代や敷金礼金はもちろん、新しく必要になる家具や家電など、思いのほかたくさんの出費が重なってきます。

具体的に以下のような不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

  • 同棲を始めるのに、全部でいくらくらい必要なの?
  • 家具や家電って、何から揃えればいいの?
  • 初期費用の分担は、どうするのが一般的?

今回はそんな方に向けて、実際に同棲経験のあるカップルの体験談を交えながら、『同棲にかかる初期費用の内訳』から『賢い節約術』まで詳しくお伝えしていきます!

ちなみに、初期費用を抑えるコツや、お金のことでモメないための工夫についても触れていくので、ぜひ最後までご覧ください!

同棲時に必要な初期費用の内訳

同棲を始めるにあたって必要になる初期費用は、大きく分けて「引越し費用」「契約費用」「家具家電費用」「生活用品費用」の4種類があります。

それぞれの費用について詳しく見ていきましょう!

引越し費用

まず最初に考えなければならないのが引越し費用です。引越し費用の相場は、お二人の引越し元と引越し先の距離や荷物量によって大きく変わってきます。

例えば、都内23区内での引越しの場合、一般的に以下のような費用が必要になります。

  • 単身用の引越し費用:3~5万円
  • 荷造り用の段ボール:5,000円~1万円
  • 作業員への追加料金:5,000~1万円
  • エアコンの取り外し・取り付け:1~2万円

【体験談】 「私たち、お互い実家暮らしだったので別々に引越しをしたんです。でも、引越し業者は一括で契約した方が安くなることを後から知って後悔しました(笑)複数の引越し業者に見積もりを取って、まとめ割引が効くところを探すのがおすすめです!」(都内在住・27歳女性)

契約費用

続いては、お部屋を借りる際に必要な契約費用についてお話ししていきます。

契約費用は地域や物件によって大きく異なりますが、一般的に以下のような費用が必要です。

  • 敷金:家賃の1~2ヶ月分
  • 礼金:家賃の1~2ヶ月分
  • 仲介手数料:家賃の1ヶ月分
  • 火災保険料:1~2万円
  • 鍵交換費用:1~2万円
  • 保証会社利用料:家賃の0.5~1ヶ月分

【体験談】 「最初は『敷金・礼金なし』の物件に目が行きましたが、内見してみると築年数が古かったり、日当たりが悪かったり。結局、条件の良い物件を選んで敷金・礼金を払う決断をしました。毎日の暮らしを考えると、これは正解だったなと思います」(都内在住・29歳男性)

家具家電費用

そして、新生活に向けて大きな出費となるのが家具家電費用です。必要なものを新品で全て揃えようとすると、思いのほか高額になってしまいます。

新生活で最低限必要な家具家電の相場は以下の通りです。

  • 冷蔵庫:5~10万円
  • 洗濯機:3~8万円
  • 電子レンジ:1~3万円
  • テレビ:3~10万円
  • ベッド(マットレス込):5~15万円
  • ソファ:3~10万円
  • ダイニングテーブル&チェア:3~8万円
  • 照明器具:1~3万円

【体験談】 「私たちは、実家で使っていなかった家電をもらったり、ネットオークションで中古品を探したりして工夫しました。新品にこだわらなければ、予算の半分くらいに抑えることができましたよ。特に大型家電は中古でも十分使えるものが多いので、検討する価値ありです!」(都内在住・27歳女性)

生活用品費用

最後に、意外と費用がかさむのが生活用品費用です。細かい物が多いため、ついつい予算オーバーしてしまいがちです。

主な生活用品と相場は以下の通りです。

  • 寝具(布団・枕・シーツなど):3~5万円
  • 調理器具一式:2~4万円
  • 食器類一式:2~3万円
  • 掃除用具一式:1~2万円
  • カーテン:2~4万円
  • 収納用品:2~3万円
  • バス・トイレ用品:1~2万円

【体験談】 「最初は『可愛い!』と思って、おしゃれな雑貨を次々買ってしまいました(汗)でも、実際の生活で使わないものも多くて…。今から始める方には、とりあえず必要最低限のものだけを買って、生活しながら必要なものを見極めることをおすすめします」(都内在住・27歳女性)

このように、同棲の初期費用は、合計で100万円前後かかることも珍しくありません。ですが、賢く計画を立てることで、かなりの節約が可能です。

続いては、これらの費用をカップルでどのように分担するのが良いのか、具体的な方法をご紹介していきます!

カップルの初期費用の分担方法

同棲にかかる初期費用をパートナーとどう分担するか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。実は、これは多くのカップルが頭を悩ませるポイントなんです。

それでは、具体的な分担方法を見ていきましょう!

基本の分担方法3パターン

まず、一般的な分担方法には以下の3つのパターンがあります。

  1. 完全折半方式 すべての費用を2人で半分ずつ負担する方法です。シンプルで分かりやすい反面、収入差がある場合は一方に大きな負担がかかる可能性があります。
  2. 収入比例方式 それぞれの収入に応じて負担割合を決める方法です。例えば、年収300万円と500万円の場合、3:5の割合で分担するといった具体例があります。
  3. 項目別分担方式 費用の項目ごとに分担を決める方法です。例えば、「家具は彼女、家電は彼」「引越し費用は折半、契約費用は収入比」といった具合です。

【体験談】 「私たちは収入が2:3くらいだったので、基本的に費用もその割合で分けることにしました。ただ、私が欲しかった家具や小物については、自分の趣味なので全額負担するようにしています。お互いが納得できる分担方法を見つけることが大切だと思います」(都内在住・27歳女性)

分担方法を決める際のポイント

では、具体的にどのように分担方法を決めていけばよいのでしょうか。以下の3つのポイントを意識すると、スムーズに話し合いを進めることができます。

  1. お互いの収入を正直に開示する まず、双方の収入をオープンにすることが大切です。これにより、無理のない分担額を設定することができます。
  2. 将来の貯金目標も考慮する 同棲開始後の生活費や、将来の結婚資金なども視野に入れて検討しましょう。初期費用の負担が重すぎると、その後の生活に影響が出る可能性があります。
  3. 細かいルールも事前に決める 共用品の故障時の修理費用や、解約時の負担方法なども、できるだけ事前に話し合っておくことをおすすめします。

【体験談】 「最初は『お互い半分ずつ』と決めていたんです。でも、私の方が収入が低いので、貯金がどんどん減っていって…。勇気を出して彼に相談したら、収入比での分担に変更してくれました。早めに話し合えて良かったです」(都内在住・27歳女性)

分担方法の具体例

それでは、実際のカップルではどのように分担しているのか、具体例を見ていきましょう。

■収入差がある場合の例(年収:彼300万円、彼女500万円)

  • 引越し費用:3:5で分担
  • 契約費用:彼女が多めに負担(7割程度)
  • 大型家具家電:項目ごとに担当を決めて購入
  • 生活用品:必要な方が購入

■収入が同程度の場合の例(年収:お互い400万円前後)

  • 引越し費用:折半
  • 契約費用:折半
  • 大型家具家電:品目ごとに担当を決めて折半
  • 生活用品:必要な方が購入、高額なものは折半

【体験談】 「私たちは、基本的な生活費は折半にして、趣味の物や自分の趣向で選んだものは個人負担にしています。例えば、私が欲しかったブランドの食器は自己負担、でも普段使いの食器は折半といった感じです。お互いにストレスなく暮らせる方法を見つけることが大切だと思います」(都内在住・29歳男性)

トラブルを防ぐための注意点

最後に、お金の分担に関するトラブルを防ぐためのポイントをご紹介します。

  • レシートは必ず保管する
  • 支払い内容をノートやアプリで記録する
  • 定期的に収支を確認する時間を設ける
  • 無理な負担は早めに相談する
  • 「貸し借り」は極力避ける

【体験談】 「レシートの管理がルーズで、『このお皿、誰が買ったっけ?』みたいなことがよくありました(笑)今は家計簿アプリを使って、その場で記録するようにしています。お金の管理って面倒くさいと思いがちですが、きちんとすることでケンカも防げますよ」(都内在住・27歳女性)

このように、初期費用の分担方法は、カップルの状況に応じて柔軟に検討することが大切です。お互いが納得できる方法を見つけることで、より良い同棲生活をスタートすることができます。

続いては、実際に同棲経験のあるカップルから集めた、初期費用を賢く抑えるための節約術をご紹介していきます!

同棲の初期費用を抑える賢い節約術

先ほどご紹介した通り、同棲の初期費用は100万円前後かかることも。ですが、実は賢く工夫することで、かなりの節約が可能なんです!

準備のタイミングと手順を意識しながら、具体的な節約術をご紹介していきます。

引越し費用を抑えるコツ

同棲準備で最初に始めたいのが、引越しの準備です。早めに動き出すことで、大きな節約につながりますよ。理想的なのは、引越しの2ヶ月前からスタートすること。この時期から動き始めることで、お得な割引プランを利用できる可能性が格段に高まります。

例えば、引越し業者の早割プランは2ヶ月前の予約で最大50%オフになることも。また、複数の業者から見積もりを取ることで、より良い条件を引き出せます。「他社でこのくらいの見積もりをいただいています」と相見積もりがあることを伝えると、さらにお得な金額を提示してくれることも多いんです。

時期選びも大切なポイント。3月、4月は引越しのピークシーズンのため、料金が割高になりがち。それに比べて12月から2月は比較的空いている時期なので、料金が抑えめになります。さらに、平日を選ぶことで休日より2~3割ほど安くなることも。

【体験談】 「私たち、最初は別々に引越しを考えていたんです。でも、2ヶ月前から準備を始めたおかげで、引越し業者さんに『おふたりまとめてなら、割引できますよ』と提案してもらえて。結果的に、5万円くらい浮きました!早めに動いて良かったです」(都内在住・27歳女性)

契約費用を抑えるポイント

引越し業者の見積もりと並行して始めたいのが、お部屋探し。この時期に動き出すことで、物件選びにもじっくり時間をかけられます。実は、物件を探すタイミングや交渉方法でも、かなりの節約が可能なんです。

特に12月から2月は引越しのオフシーズンのため、物件の空室も多く、条件交渉がしやすい時期。例えば、空室期間が長い物件では、「敷金を1ヶ月分に抑えてもらえないか」「仲介手数料を半額にできないか」といった交渉が通りやすくなります。

また、火災保険選びも意外な節約ポイント。不動産会社指定の保険に入らなければいけないと思っている方も多いのですが、実は自分で選ぶことができるケースがほとんど。1.5ヶ月前くらいから比較検討を始めると、年間数千円から1万円ほど安く抑えられることも多いんです。

【体験談】 「12月に内見を始めたら、『年内契約でしたら、仲介手数料無料にできます』と言われました。物件が決まってから慌てて火災保険を探すのではなく、事前に色々比較できたのも良かったです。不動産屋さん指定のものより8,000円も安くなりました」(都内在住・29歳男性)

家具家電を安く揃えるテクニック

物件が決まったら、次は家具家電の準備です。引越しの1ヶ月前くらいから本格的に始めましょう。新生活への期待で、つい全て新品で揃えたくなりますが、ここで焦って購入してしまうのは要注意。実は、この時期から計画的に動くことで、予算を大きく抑えることができるんです。

まずおすすめなのが、実家で使っていない家具家電がないかチェックすること。意外と眠っているものがあるもの。特に使用頻度の低い掃除機や電子レンジ、余っている食器棚やソファなどは、「要らないから持っていって」と言ってもらえることも多いんです。

中古品の活用も、大きな節約につながります。最近のリサイクルショップは、キレイな商品が多く、品質もしっかりチェックされています。特に冷蔵庫や洗濯機といった大型家電は、中古品を選ぶことで新品の半額以下で購入できることも。1ヶ月前から探し始めることで、じっくり品質と価格を比較できますよ。

新品を購入する場合も、賢い買い方があります。家電量販店の展示品やアウトレット商品なら、見た目は新品同様なのに、かなりお得な価格で購入できます。型落ち品も、基本的な機能は最新モデルと変わらないのに、価格が大きく下がっていることも。この時期から価格の推移をチェックしておくと、セールのタイミングを逃しません。

【体験談】 「冷蔵庫と洗濯機は、近所のリサイクルショップで見つけました。1ヶ月くらい前から週末に見に行っていたんですが、ちょうど良いタイミングで商品が入荷したんです。見た目は少し古いけど、性能は問題なし。2つで7万円くらい。新品だと20万円はしたと思います」(都内在住・27歳女性)

生活用品を賢く購入する方法

最後に揃えるのが生活用品です。引越しの2週間前くらいから、徐々に購入を始めるのがおすすめ。タオルや食器、調理器具、掃除用品など、リストアップしていくとキリがないように感じますが、実は生活用品こそ、購入の順番と場所選びが重要なんです。

まずは、最低限必要なものをリストアップすることから。「すぐに必要なもの」と「あとから買えるもの」を分けて考えましょう。例えば、寝具やタオル、基本的な調理器具は初日から必要ですが、来客用の食器やインテリア小物は、生活に慣れてから考えても遅くありません。

お店選びも大切なポイント。タオルや日用品はドラッグストアのセール時に購入すると、定価の半額以下で手に入ることも。掃除用品や収納用品は、ホームセンターの方がバラエティ豊富で価格も手頃です。キッチン小物や文具類は、100円ショップでも十分な品質のものが揃っています。

共同生活ならではの工夫もポイント。「お互いの実家からもらえるもの」「新品で買うもの」「シェアして使うもの」をきちんと整理しておきましょう。2週間前から少しずつ買い物することで、必要なものを見極めながら、じっくり品質と価格を比較できます。

【体験談】 「最初は『おしゃれな部屋にしたい!』って意気込んで、インテリア雑貨をたくさん買っちゃいました。でも、実際の生活で使わないものも多くて…。今から始める方には、最低限必要なものから始めて、2週間くらいかけて少しずつ揃えていくことをおすすめします。焦って買いすぎると後悔しますよ」(都内在住・27歳女性)

このように、時期を見極めながら計画的に準備を進めることで、よりスマートに初期費用を抑えることができます。同棲準備は楽しみながら、賢く進めていきましょう!

まとめ:同棲の初期費用を賢く準備しよう!

ここまで、同棲にかかる初期費用の内訳から、具体的な節約術までご紹介してきました。最後に、同棲を考えているみなさんに大切なポイントをお伝えします。

同棲の初期費用は、確かに大きな出費になりがち。でも、今回ご紹介したように、準備の仕方次第でぐっと費用を抑えることができます。

特に重要なのが、以下の3つのポイントです。

  • 早めの準備開始と計画的な行動 引越しの2ヶ月前からスタートすることで、お得な割引や良い物件と出会えるチャンスが広がります。
  • パートナーとの細やかな話し合い 費用の分担方法は、お互いの収入や考え方に合わせて決めましょう。後々のトラブルを防ぐためにも、事前の話し合いが大切です。
  • 必要なものを見極める姿勢 新生活への期待で、つい購入が多くなりがち。でも、本当に必要なものを見極めることが、賢い節約の第一歩です。

実際に同棲を始めた多くのカップルが「準備は大変だったけど、一緒の生活は想像以上に楽しい」と話しています。確かに初期費用はかかりますが、それは新しい生活を築くための大切な投資でもあるんです。

焦らず、計画的に、そしてパートナーと相談しながら準備を進めていけば、きっと理想の同棲生活がスタートできるはず。このガイドが、みなさんの新生活の準備のお役に立てば嬉しいです!

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