彼氏との同棲でお金の管理に悩んでる?先輩カップルに学ぶ賢い家計管理のコツ!

「彼氏と同棲を始めたけど、お金の管理ってどうすればいいの?先輩カップルはどんな風に管理しているのかな?」

同棲生活では、二人の暮らしを支えるお金の管理方法がとても重要になってきます。でも、実際にどのように管理すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

  • 家賃や光熱費はどう分担するの?
  • 予期せぬ出費が発生したときはどうすればいい?
  • 将来の貯金はどうやって進めていけばいい?

など、お金の管理方法について知りたいことがたくさんあることでしょう。

そこで今回は、実際に同棲している先輩カップルたちの声を参考に、『同棲中のお金の管理方法』についてお話ししていきます!

さらに、お金の管理を楽にする便利なアプリやツールについても紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!

それでは、まず同棲中によくあるお金のトラブルから見ていきましょう!

同棲中のお金の管理で起こりやすいトラブル

二人の生活を始めると、思いがけないお金のトラブルが発生することがあります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法についてお話ししていきます。

生活費の支払い方法で揉めるケース

同棲を始めてすぐに直面するのが、生活費の支払い方法についての問題です。「彼氏の収入の方が多いから多めに払ってほしい」「でも、家事は私がほとんどやっているから、その分は考慮してほしい」など、なかなか意見が合わないことも少なくありません。

また、毎月の支払いのタイミングについても、給料日が異なることでズレが生じてしまうケースも。「私が立て替えることが多くて、返してもらうのが申し訳ない」という声も聞かれます。お互いの気持ちや事情を考えながらも、なかなか理想的な解決策が見つからず、ストレスを感じてしまう方も多いようです。

このようなトラブルを避けるためには、同棲をスタートする前に、しっかりと話し合いの時間を設けることが大切です。お互いの収入や毎月の支払いスケジュール、そして家事の分担なども含めて、総合的に考えていく必要があります。

予定外の出費での意見の食い違い

同棲生活では、思いがけない出費が発生することも珍しくありません。例えば、突然の家電の故障や、来客用の食事代、急な外食など。このような予定外の支出をどのように分担するかで、意見が分かれることがあります。

特に悩ましいのが、「自分の親族が来たときの食事代は、自分が全額負担すべき?」といったケース。また、「彼氏の趣味のために買った家具の費用を、なぜ私も払わなければいけないの?」といった声も。このような細かい出費の分担ルールが決まっていないと、後々の関係性にも影響を与えかねません。

そのため、日常的な生活費とは別に、予定外の出費に対する基本的な方針を決めておくことをおすすめします。お互いの価値観を理解し合い、柔軟に対応できる関係性を築いていくことが大切です。

貯金に対する考え方の違い

将来への備えとしての貯金は、二人の価値観の違いが最も表れやすいポイントです。「毎月決まった額を貯金したい」という計画的な性格の方と、「余ったお金を柔軟に貯金していきたい」というタイプの方では、大きく考え方が異なることも。

また、「結婚を視野に入れた共同の貯金」と「自分の将来のための個人の貯金」、この2つのバランスについても意見が分かれやすいものです。中には「彼氏の貯金額が少なすぎる」「私の貯金を当てにされている気がする」など、お金に対する不安から信頼関係が揺らぐケースも見られます。

そのため、お互いの貯金に対する考え方や将来設計について、率直に話し合える関係性を築くことが重要になってきます。二人の将来像を共有し、それに向けてどのように貯金を進めていくのか、具体的な計画を立てていくことをおすすめします。

先輩カップルに学ぶ!実践者が教える同棲中のお金の管理方法4選

実際に同棲している先輩カップルは、どのようにお金の管理をしているのでしょうか。4つの異なる管理方法について、実践者の声とともにご紹介していきます。

完全折半制で公平に管理

「私たちは、収入は違いますが、生活費は全て折半にしています。お互いの価値観を大切にしたかったんです」(あやさん・26歳/同棲歴2年)

先ずは、最もシンプルな完全折半制についてご紹介していきます。このカップルは、家賃3万円ずつ、光熱費や食費なども全て半分に分けて支払いを行っているそうです。毎月の支払いは、食費担当の彼女が家計簿アプリで記録し、月末に精算するというルールを決めています。

「収入に差があっても、お互い大人同士。依存し合わない関係性を保てるのが、このやり方の良いところだと思います」とあやさん。一方で、「急な出費が重なると、収入の少ない方の負担が大きくなってしまうことも」という声も。

完全折半制は、金銭面でのトラブルが起こりにくく、お互いの経済的な自立を保ちやすい管理方法です。特に、同棲を始めたばかりのカップルや、結婚を意識しながらもまだ様子を見たい段階のカップルに向いているかもしれません。

収入比率で分担する方法

「私たち、収入が7:3くらいの比率なので、生活費もその割合で分けています。無理のない金額設定が、長く続けられるコツかも」(まりこさん・29歳/同棲歴3年)

収入比率での分担は、それぞれの経済状況に合わせた柔軟な管理方法です。このカップルの場合、月の生活費10万円を、彼氏が7万円、まりこさんが3万円と設定。「収入の多い彼が、自然と多めに負担してくれる形になりました」とのこと。

実は、最初は完全折半制を試していたそうですが、まりこさんの収入では少し厳しかったとか。「彼から『無理なく続けられる方法を考えよう』と提案してくれて。今の形にしてから、お金のことで気を遣うことが減りました」

収入に大きな差があるカップルには、特におすすめの方法です。ただし、事前に二人の収入をオープンにする必要があるので、相手のことを十分に信頼できる関係性が必要になってきます。

支払い項目を分担する方法

「家賃は彼氏、食費と光熱費は私が担当など、支払う項目を分けています。金額の差は出るけど、それぞれの得意分野で担当できるのが良いですね」(ゆかりさん・27歳/同棲歴1年)

支払い項目を分担する方法は、計算が簡単で管理もしやすいのが特徴です。このカップルの場合、彼氏が家賃と駐車場代、ゆかりさんが食費と光熱費を担当。「私の方が料理が好きだから、食材の買い出しも自然とまかせてもらっています」とのこと。

興味深いのは、担当項目によって支払う金額に差が出ても、お互いが納得できているという点。「家賃は固定費だから彼氏に、食費は工夫次第で節約できる部分もあるから私に、といった具合に分担を決めました。それに、自分の担当範囲なら自由に決められるので、ストレスも少ないんです」

ただし、この方法を選ぶ際は、分担する項目の金額バランスについて、しっかりと話し合っておくことが大切です。頻繁な外食や趣味の買い物など、予定外の出費をどちらが負担するかも、事前に決めておくとスムーズです。

こづかい制で管理する方法

「私が生活費を管理して、彼にこづかいを渡すようにしています。家計簿をつけるのが得意な私に、お金の管理を任せてくれているんです」(かおりさん・27歳/同棲歴2年)

こづかい制は、お金の管理が得意な方が家計を取り仕切る形式です。このカップルの場合、かおりさんが光熱費や家賃などの固定費を管理し、彼には月5万円のこづかいを渡しているそう。「私の方が節約上手だから、この形が二人の貯金額を増やすことにも繋がっています」

一方で、「彼氏が家計を管理してくれていて、私がこづかいをもらうパターンです」と話すのは、みさとさん(28歳/同棲歴4年)。「細かい計算が苦手な私には、シンプルでいい方法だと思います」とのこと。

このように、こづかい制は管理する側を二人の得意不得意で決められるのが特徴。ただし、「こづかいの金額は、お互いの収入と支出を考慮して慎重に決めました。定期的に見直しの機会も設けています」と、かおりさんはアドバイスします。

お互いを信頼し合え、かつ一方が家計管理に長けている場合は、現代の同棲カップルにもフィットする管理方法といえるでしょう。

お金の管理をスムーズにする便利なツール&アプリ

ここからは、二人の生活をもっと快適にする、便利なツールやアプリをご紹介していきます。

カップルで使える家計簿アプリ

スマートフォンの普及により、家計簿アプリを活用するカップルが増えています。特におすすめなのが、カップル専用の家計簿アプリ。お互いのスマートフォンで収支を入力でき、リアルタイムで共有できるのが特徴です。

例えば、食費やお掃除用品など、日々の買い物をしたらその場で入力。後で「このレシートは何の支払いだったっけ?」と悩む心配もありません。また、月末の精算時期が来ると自動で通知してくれる機能も便利です。

中でも人気の高い無料アプリでは、グラフ機能で支出の傾向を可視化できたり、レシートを写真で保存できたりと、便利な機能が充実しています。「アプリを使い始めてから、お金の管理が楽になりました」という声も多く聞かれます。

割り勘を簡単にするアプリ

生活費の割り勘計算に頭を悩ませることも多いですよね。そんなときに便利なのが、割り勘計算に特化したアプリです。その場で金額を入力するだけで、自動的に二人の支払額を計算してくれます。

特に、収入比率での分担を選んでいるカップルには重宝するはず。例えば7:3の比率で分担している場合も、アプリが自動で計算してくれるので手間いらず。支払い履歴も記録に残るため、後から確認することもできます。

さらに、月末の精算金額をアプリ内で確認できたり、各種電子マネーやQRコード決済と連携できたりするものも。「計算ミスの心配がなくなって助かっています」という利用者の声も聞かれます。

共同口座とクレジットカードの活用法

同棲生活での支払いをさらに便利にする方法として、共同口座とクレジットカードの活用があります。最近では、ネットバンクで簡単に共同口座を開設できるサービスも増えているんです。

共同口座のメリットは、生活費の管理がシンプルになること。毎月の家賃や光熱費の引き落としを一つの口座にまとめられるので、支払い忘れの心配も減ります。また、二人で決めた金額を定期的に入金することで、支出の管理もしやすくなります。

クレジットカードについては、二人の名義でカードを作り、同じ口座から引き落とす方法がおすすめ。例えば、食費や日用品の支払いをクレジットカードに集中させれば、月末の精算も楽になります。「ポイントもたまるので、お得に買い物できるのが魅力です」という声も。

カップルで決めておきたい!お金の管理ルール

ここからは、トラブルを防ぎ、スムーズな同棲生活を送るために、二人で決めておきたいルールについてお話ししていきます。

月々の支払いに関するルール作り

二人の生活を始めるにあたって、最初に決めておきたいのが月々の支払いに関するルールです。固定費である家賃や光熱費はもちろん、食費や日用品といった変動費についても、支払い方法を明確にしておくことが大切です。

特に気をつけたいのが、それぞれの給料日に合わせた支払いスケジュールの設定です。例えば、家賃は彼氏の給料日後に、光熱費は彼女の給料日後に支払うなど、無理のないタイミングを相談して決めましょう。また、月の途中で精算するのか、月末にまとめて精算するのかも、二人の生活リズムに合わせて決めておくと安心です。

「私たちは毎月15日を精算日に決めています。お互いの給料日を考慮して決めたので、支払いもスムーズです」という先輩カップルの声も。細かいルールこそ、長く続けられる秘訣かもしれません。

予期せぬ出費への対応方法

同棲生活では、思いがけない出費が発生することも。例えば、急な来客時の食事代や、家電の修理代、体調不良時の医療費など。こうした予定外の支出にどう対応するのか、事前に話し合っておくことをおすすめします。

多くのカップルが採用しているのが、「共同の口座に予備費として毎月一定額を積み立てる」という方法です。二人で決めた金額を毎月積み立てることで、突発的な出費にも慌てることなく対応できます。「積み立てた分が余ったら、二人の楽しみに使えるのも魅力です」という声も。

また、個人的な支出(自分の親族の来客費用など)は、原則として個人負担とするなど、ある程度の線引きをしておくことも大切です。

将来を見据えた貯金のルール

二人の将来を考えたとき、避けて通れないのが貯金の話です。結婚を視野に入れている場合はもちろん、そうでない場合でも、ある程度の貯金ルールを設けておくことをおすすめします。

例えば、毎月の収入から一定額を貯金に回すことを決めたり、予定外の収入(ボーナスや臨時収入など)の使い道について話し合ったり。中には「貯金額の目標を立てて、達成したら二人で旅行に行く」といった、楽しみながら続けられる工夫をしているカップルも。

ただし、貯金に関しては強制的なルールは避け、お互いの収入状況や将来設計を考慮しながら、柔軟に調整していくことが大切です。「無理のない範囲で続けられることが一番」というのが、長く同棲を続けているカップルの共通した意見です。

同棲中のお金の管理で気をつけたいNG行動

最後に、お金の管理において避けたい行動についてお話ししていきます。これらの行動は、カップル間の信頼関係を損なう可能性があるので要注意です。

支払いに関する催促や遅延

お金の貸し借りは、どんなに仲の良いカップルでも気を遣う部分です。特に、生活費の精算で「早く返して」と催促されたり、逆に「支払いを後回しにされる」といった経験は、二人の関係性に大きな影を落としかねません。

例えば、「毎回私から言わないと精算してくれない」という状況が続くと、相手への不信感が芽生えてきます。また、「今月ちょっと厳しいから、来月でいい?」という返答が重なると、お金に対する価値観の違いも見えてきてしまうかもしれません。

こういった事態を防ぐためには、給料日に合わせた支払い日を決めておくことがポイント。スマートフォンのリマインダー機能やアプリを活用して、お互いが気持ちよく精算できる環境を整えていきましょう。

収支の隠し事や嘘

「趣味の買い物を隠していた」「給料の額を実際より低く伝えていた」など、お金に関する嘘は要注意です。たとえ相手を思いやっての行動だとしても、後から発覚すると取り返しのつかない事態に発展することも。

特に、借金や債務の隠し事は絶対に避けたい行動です。同棲生活では、お互いの経済状況が少なからず影響し合います。「言いづらいことこそ、早めに相談する」という姿勢を大切にしていきましょう。

むしろ、収支の状況を定期的に共有し合うことで、より良い金銭管理の方法が見つかるかもしれません。お互いを理解し、支え合える関係性を築いていくことが大切です。

一方的なルール変更

「今月から家賃の割合を変えたい」「食費は全額自分が出すから、その分の小遣いが欲しい」など、一方的なルール変更も避けたい行動の一つです。たとえ、その提案自体が理にかなっているものだとしても、相手の意見を聞かずに決めてしまうのは良くありません。

特に、収入の変化や将来の展望など、状況に応じてルールの見直しが必要になることもあるでしょう。そんなときは、必ず二人で話し合いの場を設け、お互いが納得できる形で変更していくことが重要です。

定期的な「お金の見直しタイム」を設けているカップルも多いようです。月1回など、決まったタイミングで金銭面の話し合いをすることで、不満やストレスが溜まりにくくなります。

まとめ:同棲生活を楽しむためのお金の管理術

ここまで、同棲中のお金の管理方法について、先輩カップルの声を交えながらお話ししてきました。最後に、重要なポイントをまとめていきます。

お金の管理方法は、完全折半制、収入比率制、支払い項目分担制、こづかい制など、カップルの状況に応じて選べることが分かりましたね。大切なのは、二人の収入状況や価値観に合わせて、最適な方法を選ぶこと。一度決めた方法でも、状況に応じて見直していくことをおすすめします。

また、家計簿アプリや共同口座の活用など、便利なツールを上手に取り入れることで、より円滑な管理が可能になります。ただし、どんなに便利なツールでも、お互いの信頼関係があってこそ。定期的な話し合いの機会を設け、コミュニケーションを大切にしていきましょう。

これから同棲を始める方へアドバイスするとすれば、「完璧を目指しすぎない」ということ。試行錯誤しながら、二人に合った管理方法を見つけていけばいいのです。同棲生活は、お互いを理解し、成長できる素晴らしい機会。お金の管理を通じて、より良い関係性を築いていってくださいね!

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