「同棲を始めたけど、物が増えすぎて困っているの。ミニマリストの考え方を取り入れて、もっとすっきりと暮らしたい!」
同棲を始めると、2人分の持ち物が一つの空間に集まることになります。そのため、物が増えすぎて困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、『同棲生活をより快適にするミニマリストの考え方や実践方法』についてお話ししていきます!
同棲生活を楽しみながら物を減らすコツや、2人で心地よく暮らすためのアイデアもご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!
先ずは、同棲生活にミニマリストの考え方を取り入れるメリットについてご紹介していきます。
ミニマリストの考え方を同棲生活に活かすことで、物理的にも精神的にも余裕のある暮らしを手に入れることができます。実際、多くのカップルが「物を減らしたことで、お互いを思いやる時間が増えた」と話しています。
そこで、具体的なメリットを3つご紹介していきます。
1つ目は「掃除や片付けの時間が短縮できる」ということです。物が少なければ、当然掃除や片付けにかかる時間も少なくなります。その分、2人で過ごす時間を増やすことができるでしょう。
2つ目は「支出を抑えられる」ということです。必要なものを見極めることで、無駄な買い物が減り、結果として家計の負担も軽くなっていきます。
そして3つ目は「ケンカの種が減る」ということです。物が少なければ、「片付けていない」「散らかしている」といった不満も自然と減っていくはずです。
さらに、物を減らすことで得られる素敵なメリットがあります。それは「お互いのことを考える余裕が生まれる」ということです。
実際に、ミニマリストの考え方を取り入れているカップルにお話を伺うと、「物が減ったことで、パートナーの好みや趣味にも興味が持てるようになった」「お互いの価値観を理解する時間が増えた」といった声が多く聞かれます。
また、「家事の分担がスムーズになった」というメリットも。物が少なければ、「何がどこにあるか」が明確になり、お互いが気持ちよく家事に取り組めるようになるのです。
つまり、ミニマリストの考え方を取り入れることは、単に物を減らすだけでなく、2人の関係性をより良くするきっかけにもなるということです。
続いては、同棲生活で実践できる物を減らすための具体的な方法をご紹介していきます。
物を減らす際は、以下の3つのステップで進めていくことをおすすめします。
パートナーの持ち物には手を付けず、まずは自分の持ち物から見直していきましょう。
そうすることで、パートナーに余計なストレスを与えることなく、物を減らすことができます。また、自分が実践する姿を見せることで、パートナーにも良い影響を与えられるでしょう。
実際にやってみる際は、「この1年で使っていないもの」「似たような機能のものが複数ある」といった視点で見直していくことをおすすめします。
次に、2人で使う共用品について話し合っていきます。
食器や調理器具、掃除用具など、2人で共有できるものは重複して持つ必要はありません。お互いの持ち物を確認し、どちらを残すか話し合って決めていきましょう。
例えば、キッチン用品の見直しからスタートするのがおすすめです。まず、2人の持ち物を全て出して「必要か不要か」を話し合ってみましょう。
「私はこのフライパンが使いやすいの」「でも、この包丁は僕のほうが切れ味がいいよね」といった具合に、実際に使用している感想を伝え合うことで、自然と残すものが決まってきます。
また、新しく共用品を買う際のポイントについても、具体的にご説明していきます。
物を減らすことは一度きりで終わりではありません。
定期的に持ち物を見直す習慣をつけることで、不要な物が溜まりにくい環境を作ることができます。「3ヶ月に1回」など、見直しのタイミングを決めておくと良いでしょう。
季節の変わり目に見直しの機会を作るのがおすすめです。衣替えのタイミングで、2人の服を一緒に整理してみましょう。
「この服、去年から着てないよね」「でも、思い出の服だから…」といった会話を通じて、お互いの価値観を理解することもできます。
また、見直しの際は「今の2人の生活に必要か」という視点を大切にしましょう。同棲を始めた当初は必要だと思っていたものも、生活リズムが落ち着いてくると不要になることもあります。
ここからは、同棲生活でミニマリストの考え方を取り入れる具体的なアイデアをご紹介していきます。
新しい物を買ったら、同じカテゴリーの物を1つ手放すというルールを作ってみましょう。
例えば、新しい服を買ったら古い服を1着手放す、新しい本を買ったら読み終わった本を1冊手放すといった具合です。このルールを続けることで、物が増えすぎるのを防ぐことができます。
このルールは、特に洋服や雑貨類に効果的です。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると「本当に必要なものか」を自然と考えられるようになります。
また、手放す際は「フリマアプリで売る」「必要としている人にあげる」など、なるべく廃棄以外の方法を考えてみましょう。そうすることで、モノへの執着も薄れていきます。
収納スペースは常に2割ほど余裕を持たせておくことをおすすめします。
そうすることで、新しい物が増えても慌てることなく収納できます。また、物を取り出しやすく、しまいやすい環境を作ることで、片付けのストレスも軽減できるでしょう。
例えば、クローゼットの場合。服と服の間に「指2本分のスペース」を空けることを意識してみましょう。そうすることで、服を取り出す際のストレスも減りますし、見た目もすっきりします。
また、引き出しの場合は「立てて収納」を取り入れてみましょう。下の物を取り出すために上の物を全部出す…といった手間が省けます。
「いつか使うかも」と思って取っておく物は、結局使わないことがほとんどです。
同棲生活では、2人分の「とりあえず」が重なると大変なことに。使う予定のない物は、思い切って手放すことをおすすめします。
特に気をつけたいのが、「いつか使うかも」と思って取っておく調理器具や化粧品です。使わない理由を正直に考えてみましょう。「使い方がわからない」「他の物で代用できる」という場合は、思い切って手放すのがおすすめです。
また、パートナーの「とりあえず」にも要注意。「これ、最近使ってる?」と優しく確認してみるのも良いでしょう。
書類や本、写真など、デジタル化できるものは積極的にデジタル化していきましょう。
物理的な保管スペースが不要になるだけでなく、必要な時にすぐ探せるというメリットもあります。2人で共有したい情報も、デジタルならスムーズにやり取りできるでしょう。
具体的には、以下のようなものがデジタル化の候補になります:
ただし、重要な書類は原本を保管するなど、めりはりをつけることも大切です。
迷っている物は、一定期間箱にしまっておくという方法もあります。
例えば、3ヶ月間使わなかった物は手放すというルールを作ってみましょう。この方法なら、本当に必要な物かどうかを冷静に判断できます。
具体的な方法をご紹介します。
このように「いきなり捨てる」のではなく、緩やかに決断できる環境を作ることで、後悔のない物選びができます。
最後に、同棲生活でミニマリストを実践する際の注意点をお伝えしていきます。
ミニマリストの考え方は、決して押し付けるものではありません。
パートナーの価値観を尊重しながら、少しずつ理解を深めてもらうことが大切です。焦らず、時間をかけて進めていきましょう。
物を減らすペースは、人それぞれ違います。例えば、「休日に一緒に整理しよう」と誘っても、パートナーが気が進まない様子なら、無理強いは禁物。まずは自分の変化を見せることで、自然とパートナーの興味を引くことができます。
また、パートナーの大切にしているものについては、たとえ自分には不要に思えても、その想いを尊重することが大切です。
必要最小限といっても、思い出の品まで手放す必要はありません。
2人にとって大切な思い出の品は、きちんと保管しておきましょう。ただし、保管する際は「本当に大切なもの」を選別することをおすすめします。
例えば、2人の記念日に買ったペアグッズや、旅行先で購入したお土産など。これらは単なる「物」ではなく、2人の思い出そのものです。
ただし、保管方法は工夫が必要です。例えば、「思い出ボックス」を作って一箇所にまとめたり、写真に撮ってアルバムにしたりするのもおすすめです。
物を減らすことに固執しすぎると、生活に支障が出る可能性があります。
必要なものまで手放してしまわないよう、「これは本当に必要か」という視点で判断していきましょう。2人の快適な暮らしを第一に考えることが大切です。
例えば、来客用の食器を全て処分してしまうと、友人を招きたい時に困ることも。また、季節物の衣類や災害用品なども、必要最低限は保管しておく必要があります。
大切なのは「今の2人の生活をより良くすること」。そのために本当に必要なものは何か、じっくり考えながら進めていきましょう。
今回は、同棲生活にミニマリストの考え方を取り入れる方法についてお話ししてきました。
物を減らすことは、決して我慢することではありません。2人にとって本当に必要なものを見極め、心地よい空間を作っていくことが大切です。
まずは自分の持ち物から少しずつ始めてみましょう。パートナーと相談しながら、お互いが心地よいと感じられる空間づくりを目指してみてください!
同棲生活は新しい暮らしの第一歩。ミニマリストの考え方を取り入れることで、より充実した2人暮らしを実現できるはずです。ぜひ、この記事を参考に、快適な同棲生活を送ってみてください!