同棲で服が片付かない！狭くてもスッキリ収納できるアイデア＆収納術まとめ
「同棲を始めたけど、二人分の服がクローゼットに入りきらない…」「お互いの服が混ざってごちゃごちゃしてしまう…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
同棲すると一気に増える衣類の量に、収納スペースが追いつかずに困ってしまうことがあります。しかし、正しい収納方法とちょっとした工夫で、狭い空間でも二人分の服をすっきりと片付けることが可能です。
この記事では、同棲カップルの服の収納に関する基本的なルールから実践的なアイデア、おすすめの収納アイテムまで、幅広くご紹介していきます。二人の生活を快適にする収納のコツを身につけていきましょう！
同棲で服が増えた！まず見直すべき収納の基本ルールとは？
同棲を始めると突然、一人分だった収納スペースに二人分の衣類が押し込まれることになります。効率的な収納を実現するには、まず基本的なルールを知ることが大切です。
最初に見直すべきポイントを3つご紹介していきます。これらを押さえることで、収納の土台がしっかりと整います！
まずは服の断捨離から始めよう
収納問題を解決する第一歩は、持っている服の量を見直すことです。着ない服や似たようなデザインの服が複数あると、無駄にスペースを取ってしまいます。
断捨離のコツは、「最近1年間着ていない服」「着心地が悪くて避けている服」「サイズが合わなくなった服」を思い切って手放すことです。また、「もったいない」という気持ちで取っておいている服も、実際に着る可能性が低ければ処分の対象になります。
パートナーと一緒に断捨離の時間を設けてみてください。お互いの服を客観的に見ることで、思い切った決断ができることもあるでしょう。二人で協力して断捨離すれば、劇的にスペースが生まれることも珍しくありません！
分類と仕分けで収納しやすさが変わる
服を効率的に収納するには、分類と仕分けが重要なポイントになります。分類方法は「カテゴリー別」「シーズン別」「頻度別」など、ライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
例えば、毎日着る服とたまにしか着ない服を分けることで、日常的に使うスペースをすっきりさせることができます。あるいは、トップス・ボトムス・アウターなどのカテゴリー別に分類すれば、コーディネートを考える時間も短縮できるでしょう。
分類した後は、それぞれのグループに適した収納方法を考えます。頻繁に使うものは取り出しやすい場所に、シーズンオフのものはクローゼットの上段や収納ボックスにしまうなど、使用頻度に応じた配置を心がけてみてください！
収納スペースを”ふたり分”として再設計する
一人暮らしのときの収納方法をそのまま二人で使おうとしても、うまくいかないことが多いものです。二人分の服を効率よく収納するには、収納スペース全体を見直す必要があります。
まず、クローゼットやタンスの中の仕切りを調整しましょう。ハンガーポールを二段にしたり、シェルフの高さを変えたりすることで、同じスペースでも収納量が大幅に増えることがあります。
また、「誰の服がどこにあるか」を明確にすることも大切です。例えば、クローゼットの左側が彼女用、右側が彼氏用というように、エリアを分けると管理がしやすくなります。二人で話し合いながら、お互いが使いやすい収納レイアウトを考えていきましょう！
クローゼットが狭い？省スペースで効率よく収納するコツ
限られたクローゼットスペースを最大限に活用するには、ちょっとした工夫が必要です。同棲カップルのクローゼットを効率的に使うためのコツをいくつかご紹介していきます。
これらのアイデアを取り入れることで、狭いスペースでも驚くほど多くの衣類を収納できるようになりますよ！
ハンガーや収納ケースを統一して見た目を整える
クローゼットの見た目をすっきりさせるだけでなく、実際の収納効率も上げるのが「収納アイテムの統一」です。特にハンガーは統一することでスペースの無駄が減り、見た目も美しくなります。
薄型のハンガーを選べば、同じスペースにより多くの服をかけることができます。また、すべりにくい素材のハンガーを選ぶと、服が落ちる心配もありません。
収納ケースも同じシリーズで揃えることで、積み重ねたときにぴったりとフィットし、スペースを有効活用できます。色や素材が統一されていると視覚的にも整って見えるため、心理的な満足感も得られるでしょう。ぜひ試してみてください！
縦の空間を活かす「吊るす収納」のすすめ
クローゼットの空間を最大限に活用するには、「縦」の空間に注目することが重要です。多くの場合、クローゼットの高さは十分にあるのに、上部のスペースが活用されていないことがあります。
ハンガーポールから吊り下げるタイプの収納アイテムを使えば、縦のスペースを有効活用できます。例えば、複数段になったハンガーやポケット付きの吊り下げ収納は、Tシャツやアクセサリーなどの小物を効率的に収納するのに最適です。
また、クローゼットのドア裏や側面にフックを取り付けることで、バッグやベルトなどを吊るすスペースを増やすこともできます。使いやすさを考慮しながら、空いているスペースを見つけて活用してみましょう！
季節ごとに収納を回す「衣替え術」で無駄を省く
二人分の服をすべて出しておくのではなく、季節ごとに使う服を入れ替える「衣替え」は、限られたスペースを効率的に使うための基本テクニックです。現在のシーズンの服だけをクローゼットに入れておけば、見やすさも格段に向上します。
シーズンオフの服は、圧縮袋を使って容積を減らしたり、ベッド下収納や収納ボックスに入れたりして、日常的に使うスペースから分けておくとよいでしょう。
衣替えのタイミングは、二人でカレンダーに記入しておくと忘れずに済みます。この機会に不要になった服を処分する習慣をつければ、服の量が増え続けることもなくなるでしょう。季節の変わり目には必ず衣替えをする習慣をつけてみてください！
同棲カップルのリアルな収納事例5選
実際に同棲しているカップルはどのように服を収納しているのでしょうか？様々な間取りや状況での収納事例を見ていくことで、自分たちの環境にぴったりのアイデアが見つかるかもしれません。
ここでは、実際のカップルが実践している収納術を5つご紹介していきます！
1LDKで工夫されたカップル収納例
1LDKという限られた空間で工夫を凝らした収納事例です。このカップルは、ベッドルームのクローゼットだけでなく、リビングの一角にもう一つ収納スペースを設けています。
彼女の服はメインのクローゼットに、彼氏の服はリビングの壁面収納にという風に分担することで、互いの服が混ざることなく管理できています。また、リビングの収納は扉付きのものを選ぶことで、生活感を出さない工夫もされています。
収納スペースが離れていることで、朝の準備も干渉せずにスムーズにできるというメリットもあるようです。この事例から学べるのは、「クローゼットにこだわりすぎない」という発想の転換です！
服の多い彼女・少ない彼氏でもスッキリ収納できた実例
服の量に差がある場合の収納例です。このカップルは、彼女の服が彼氏の約3倍あるという状況でした。
そこで彼らが取った方法は、クローゼット内のスペース配分を7:3にすること。彼氏はミニマルな服の量に合わせて、効率的な収納方法を実践しています。Tシャツは折りたたんで引き出しに収納し、シャツやジャケットだけをハンガーにかけるスタイルです。
一方、服の多い彼女側には、ハンガーラックを追加して収納キャパシティを増やしています。カップル間での服の量の差は珍しくないため、量に応じたスペース配分を考えることが大切です！
二人で作る”映える”クローゼットの実例
おしゃれなインテリアにこだわるカップルの収納例です。彼らのクローゼットは、単なる収納スペースではなく、インテリアの一部として考えられています。
クローゼットの扉を取り外し、オープンクローゼットとしてディスプレイ感覚で服を飾っています。色別に服を並べたり、ハンガーを木製の統一されたものにしたりすることで、見せる収納として成立させています。
また、服のローテーションを頻繁に行い、いつも着る服だけを厳選して飾ることで、すっきりとした印象を保っています。視覚的に美しい収納は、服を大切に扱うモチベーションにもつながるようです！
狭いワンルームでも二人分収納できた工夫
ワンルームという極めて限られたスペースでの収納例です。このカップルは、ベッド下を最大限に活用することで収納スペースを確保しています。
ベッド下には引き出し式の収納ボックスを設置し、季節外の衣類や使用頻度の低いアイテムを収納。日常的に使う服は、壁面に設置した突っ張り棒式のオープンラックに吊るしています。
また、折りたたみ式のスツールを活用し、使わない時は収納、必要な時は踏み台として使うという工夫も。小さなスペースだからこそ、家具や収納アイテムの選び方が重要になってきます！
大容量収納が叶う「押入れ改造」の事例
元々和室だった部屋の押入れを改造した収納例です。押入れの中に突っ張り棒を複数設置し、ハンガーラックとして活用しています。
上段と下段で彼氏と彼女のスペースを分け、さらに季節ごとに服を入れ替えるローテーション制を導入。奥行きのある押入れの特性を活かし、手前に今シーズンの服、奥に次シーズンの服を配置するという工夫もされています。
押入れの襖を取り外し、代わりにカーテンを設置することで、服の出し入れがスムーズになったそうです。既存の収納空間を見直し、自分たちのライフスタイルに合わせてカスタマイズする発想が参考になります！
ニトリ・IKEA・無印で揃える！おすすめ収納アイテムBEST10
効率的な収納を実現するには、適切な収納アイテムを選ぶことも重要です。ニトリ、IKEA、無印良品など、手に入れやすいブランドのおすすめ収納アイテムをご紹介していきます。
これらのアイテムを上手に組み合わせることで、収納力も見た目も大幅にアップグレードできるでしょう！
かさばる服もスッキリ収納「圧縮袋・吊り下げ収納」
- ニトリ「衣類圧縮袋」（価格：390円〜） ニトリの衣類圧縮袋は、サイズのバリエーションが豊富で、季節外の衣類をコンパクトに収納できます。特に冬物のコートやニットは圧縮することで約1/3のスペースに収まります。
- IKEA「SKUBB 収納ケース」（価格：599円〜） ハンガーポールから吊り下げて使用するタイプの収納ケースです。複数の仕切りがあり、Tシャツやニット類を折りたたんで収納するのに最適。見た目もスッキリとして、クローゼット内の整理整頓に役立ちます。
- 無印良品「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」（価格：990円〜） クローゼットの上段に置いて使える柔らかい素材のボックスです。形を崩さずに収納でき、取り出しやすい設計になっています。サイズも複数あり、用途に合わせて選べます！
出し入れしやすい「引き出し式収納ケース」
- ニトリ「Nクリア引出しケース」（価格：590円〜） コンパクトなサイズで、クローゼット内の隙間を有効活用できる引き出しケースです。透明なので中身が一目で分かり、下着や靴下などの小物整理に便利です。
- IKEA「KOMPLEMENT 引き出し」（価格：3,500円〜） PAXシリーズのワードローブに組み合わせて使う引き出しです。フルオープンタイプで奥まで見やすく、スムーズに開閉できるので使い勝手が良いと評判です。
- 無印良品「PPケース引出式・深型」（価格：1,290円〜） スタッキングできる引き出し式の収納ケースです。見た目がシンプルで、クローゼット内だけでなく、ベッド下収納としても活用できます。耐久性も高いのが特徴です！
おしゃれ見せ収納にもなる「オープンラック・収納ボックス」
- ニトリ「スチールユニットシェルフ」（価格：2,990円〜） シンプルで頑丈なスチールラックです。クローゼットが足りない場合の追加収納として、また、見せる収納としても使えます。パーツを組み合わせて自由にサイズ調整できるのが魅力です。
- IKEA「KALLAX シェルフユニット」（価格：4,999円〜） 正方形のユニットが並んだシェルフは、収納ボックスを組み合わせて使うことで、衣類をカテゴリ別に整理するのに最適です。横置きにすればベンチとしても使えます。
- 無印良品「スタッキングシェルフ」（価格：7,990円〜） シンプルで美しいデザインのシェルフは、リビングに置いても違和感がありません。オープンタイプなので、よく使う服を出し入れしやすく収納できます。
- ニトリ「編みバスケット」（価格：1,290円〜） ナチュラルな質感が魅力の編みバスケットは、シェルフと組み合わせて使うことで、おしゃれな見せる収納が完成します。小物類や靴下などをカテゴリごとに分類するのに便利です！
収納でモメない！カップルで服の収納ルールを決めるポイント
同棲していると、服の収納方法を巡ってケンカになることも少なくありません。二人が気持ちよく暮らすためには、収納のルールを明確にしておくことが大切です。
ここでは、カップルで服の収納ルールを決める際のポイントをご紹介していきます。これらを参考にして、お互いが納得できるルール作りを心がけてみましょう！
個人スペースと共有スペースを明確に分ける
収納トラブルの多くは、「どこが誰のスペースか」があいまいなことから始まります。最初に個人のスペースと共有スペースを明確に分けておくことで、多くの問題を未然に防ぐことができます。
例えば、クローゼットの左右で分ける、引き出しの上下で分けるなど、境界線を明確にしましょう。また、共有スペースに置くものについても、何を置くかをあらかじめ決めておくとよいでしょう。
スペースの分け方は、服の量や種類に合わせて公平に行うことが大切です。一方が不公平感を感じると、後々トラブルの種になってしまいます。お互いの服の量を確認しながら、納得できる分け方を話し合ってみてください！
収納方法の好み・習慣の違いをすり合わせる
人それぞれ、服の収納に関する好みや習慣は異なります。例えば、きれいに畳むことにこだわる人もいれば、ハンガーにかけておくことを好む人もいます。
こうした違いを無視してどちらかのやり方を押し付けると、ストレスが溜まる原因になります。まずはお互いの収納に関する好みや習慣を話し合い、理解することから始めましょう。
その上で、個人のスペース内では各自の好みを尊重し、共有スペースでは二人が納得できるルールを設けるという方法が効果的です。収納方法の違いを「悪い習慣」と決めつけるのではなく、お互いの個性として受け入れる姿勢が大切ですよ！
収納の”維持”をルール化してストレスフリーに
収納をキレイに保つには、定期的なメンテナンスが欠かせません。「いつ・誰が・どのように」収納を整理するのかをルール化しておくと、トラブルを防ぐことができます。
例えば、「週末に各自の収納スペースを整理する時間を設ける」「3ヶ月に一度、共有で断捨離の日を作る」など、具体的なスケジュールを決めておくとよいでしょう。
また、「服を出したらすぐに戻す」「床に服を置かない」といった日常の習慣に関するルールも大切です。これらのルールは、紙に書いて目につく場所に貼っておくと忘れにくくなります。お互いが協力して収納を維持する意識を持つことが、ストレスフリーな生活への近道です！
衣類以外の収納問題も解決！同棲収納のトータルアイデア集
服の収納が整うと、次に気になるのが衣類以外の小物類です。下着や靴下、バッグや靴など、これらもスマートに収納することで、部屋全体がすっきりと片付きます。
ここでは、衣類以外のアイテムを効率的に収納するアイデアをご紹介していきます！
下着・靴下・タオルの見せない収納術
下着や靴下などのプライベートなアイテムは、見えないところにすっきりと収納したいものです。引き出しの中で散らかりやすいこれらのアイテムには、仕切りを使った収納がおすすめです。
無印良品の「ポリプロピレン仕切りスタンド」やニトリの「ソフト仕切りケース」を使えば、下着や靴下を種類別・色別に分けて立てて収納できます。立てて収納することで、一目で中身が確認でき、取り出しやすくなります。
タオルは、三つ折りにしてから立てて収納する方法が効率的です。使用頻度の高いタオルは取り出しやすい場所に、予備のタオルは上段や奥に収納すると良いでしょう。個人のタオルと共有のタオルを分けて収納することも、混乱を避けるポイントです！
バッグ・靴の収納スペースは玄関と兼用しよう
バッグや靴は意外とかさばるアイテムです。特に女性のバッグは数が多くなりがちで、収納に頭を悩ませることも多いでしょう。
バッグの収納には、クローゼットのハンガーポールにS字フックを取り付けて吊るす方法がおすすめです。使用頻度の低いバッグは、型崩れを防ぐために中に紙を詰めて収納ボックスに入れておくとよいでしょう。
靴の収納は、玄関のシューズボックスを最大限に活用する方法が効率的です。シューズボックスの中に「シューズスタッカー」を使うと、同じスペースに約2倍の靴を収納できます。季節外の靴は、クリアケースに入れてクローゼットの上段や押入れに保管すると良いでしょう！
アクセサリーや帽子は”壁面”を活かしてディスプレイ収納
アクセサリーや帽子などの小物類は、壁面を活用したディスプレイ収納がおすすめです。これらのアイテムは、適切に収納することで見せる収納として部屋のインテリアにもなります。
アクセサリーは、IKEAの「SKÅDIS スコーディス」のような有孔ボードを使って壁に飾るように収納する方法が人気です。フックを自由に配置できるので、ネックレスやピアスを絡まずに収納できます。
帽子は、壁に取り付けた帽子掛けやフックに吊るす方法が効率的です。ニトリの「ウォールハット&コートフック」のように、複数の帽子を吊るせるアイテムを使うと便利です。
このように、壁面を活用することで、床やクローゼット内のスペースを節約しながら、おしゃれに小物を収納することができます！
まとめ：二人分の服もスッキリ収納！同棲生活を快適にする収納術
同棲生活で悩みがちな「服の収納問題」について、基本的なルールからリアルな収納事例、おすすめのアイテムまで幅広くご紹介してきました。
同棲での服の収納を成功させるポイントは、まず不要な服を断捨離すること、そして二人のスペースを明確に分けることです。また、縦の空間を活用する工夫や季節ごとの衣替えを取り入れることで、限られたスペースでも効率的に収納できます。
収納は一度整えれば終わりではなく、日々のメンテナンスが大切です。二人で協力して収納ルールを決め、定期的に見直す習慣をつけることで、快適な同棲生活を送ることができるでしょう。
ぜひこの記事で紹介したアイデアを参考に、お二人にとって使いやすい収納空間を作ってみてください！片付いた部屋は心の余裕も生み出し、二人の関係性も良好に保つことができますよ。
